湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/17 仮設・地域における回復期の障がい者の治療支援&保健活動を切り出す(4-10)他

2015-10-18 06:07:21 | 地震津波災害ボランティア

2015/10/17 記
--------------

(前回の続きから)

仮設入居後の被災者ケアをしていると、孤立死は病死が多いが、被災者全員が大なり小なり抱いている「将来への不安」、亡くなった被災単身者は孤立に苛んで如何ばかりかと思う。自殺等とは別に病死者を扱うが、孤独の深さは比較すること自体無理があるが、そこに病死の影に隠れた不安の深淵をみる。

仮設入居被災者の誰にでも、支援者の心に中にも広がっているものを考えると、被災者ケアの仕事の視野の深みをバランスの取れた行動のなかに、併存させていくやるせなさ。

孤立死を被災単身者の特別な状態としてしまうのではなく、つまづけば孤立死してしまう。だから引きこもり青年にとって桎梏の如く現れた家族の絆は、ここでは安全弁となっている。しかし、宮城県の調査では、被災者家族内の引きこもり青年の自殺率の高さを指摘しているように、両刃の剣の性質がある。ほほえみと激昂が表裏一体にあるような世界でありながら、被災者と親しくなることの意味を考える。

別に難しいことをいっているのではない。被災者の優しさを受け止め見守る作業の魔の座敷わらしを認めていこうと思うのだ。

福島大学の鈴木ゼミの諸君が、仮設に3ヶ月間ただ住み続ける、居続ける支援を行っているという。素敵な支援法だと思う。私が以前描いていた民泊の勧めと一脈通じていると感じた。彼らが積極的に訪問し話しかけて行ったり、盆踊りを仕掛けていったりする中で、彼らの爺さん、婆さんが出来たというか田舎ができたと経験者がいう。こういう支援をじつは待っていた。それで、被災の記憶の悲しみが噴き出してきたとき、彼ら、大丈夫かなと思いつつ、思いを描いてみた。番組はNHK総合の番組だった。

----------

安い液晶ディスプレーを買った。やっと拡大読書機をなんとか使える状態に近づいた。D-sub15 ピンの接続なので旧型機を買ったが、HDMIからは、変換ケーブルが必要。出力・入力の逆方向の種類があるようで、一度家に戻ってしまった。PCがHDMIなのだ。拡大読書機は音声読み上げ機能がついているので、私はまだ、ここまでは必要ないのだが、遊べそうだ。聞き取り練習しておくのも手かもしれない。

西宮に行く。人と防災未来センターにも立ち寄る。こちらは執筆依頼の件がある、難しい交渉ではあるが…。持参する懇話会通信をプリントアウトした。

足腰の具合がまだ完全ではないので、土曜日は医師がいないので、クリニックのリハのPTさんに相談した。頓服薬をもらえと切ない応答。母の見守りの方もOK。準備が出来た。

17時にビッグイシュー販売者の++さんと会う。軽度の知的障がいのある方で、ついにメールアドレスを教えてくれなかった。メールは出来ないのだと悲しい声。悪いことを聞いてしまった。寿町でボランティアに参加したそうで、糖尿病が悪化しているので、医療ケアのボランティアがつきまとってうるさいそうな。飲酒禁止令。

さっそく個人購読者宅をまわって、本を置いてきた。定価で販売者さんから買うから、交通費分赤字。

もう10年経つか、ボランティア参加していた##子が、病死し昨日命日で、%%君に立替えてもらったご仏前の果物代を送金。少し前までは土曜日は余計な手続きは出来なかった。時だけがどんどん過ぎていく。

ゲストの**さんの著書を読み進めている。仮プランが明快で、読み進めると構図が目に浮かぶ。

--------

夜間傾聴:ひとり(対応して話していると、同じ姿勢でいるのが原因か、痛む側の膝の両側の筋肉の痛みがきりきりとしてきたので中断。ごめん。)


(校正1回目済み)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする