湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/03 仮設・地域における回復期の障がい者の治療支援&保健活動を切り出す(4-03)他

2015-10-04 06:17:29 | 地震津波災害ボランティア

2015/10/03 記
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神戸行の仮日程が決まった。「仮」というのは、**病院長の日程が不安定なためだ。行きが10月19日(月)帰りが21日(水)。高速バスで往復。車中2泊となる。新幹線料金の5分の1。金欠旅行だ。20日1日が勝負。2ヶ所が限界かなと思う。母の見守りを浜見平の友人にお願いした。日程が変わると、こちらも調整しなければならない。毎日覘いてもらうのだ。

内視鏡検査が15日、これ以降の日程を組んだ。

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「わーくNo.58」を書いている。一番厄介なのが「おくすり手帳QRコード版」が「マイナンバーカード」が普及していく時代に、なぜ必要なのかという部分だ。

「マイナンバーカード」の生活情報ツールとの総合化に危険を感じている。もともと所得把握と税金管理という国民統治の発想が生み出したカードなので、被災時医療と生存情報ツールという個々人のニーズから生み出された「QRカード」とは土俵が違う。だから説明が厄介。いかにすっきり説明するかだ。

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足の痺れは、まだ抜けない。鎮痛剤のトラムセットが便秘の副作用を持っているが、便がかなり硬くなってきたので、飲むのをやめた。まだ痺れている側に重い荷物を持つと痛みが出て、短時間しか持つことができない。ここは時間が解決するだろう。

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(前回の続きから)

仮設に入居する変化は、入居者が自分の今後を探ることが始まる場となることだ。この時、漁業・農業・商業等自営業従事高齢者が、再建という重みに打ちのめされる事態がやってくる。5年10年後の体力や、再出発財源に限界を感じ、急に余生という立場に追い込まれるのだ。

女性の場合は、世間話や家族の話題でお互いがつながり易いが、仕事のつながりからはみでた男性は、地域でつながる術が不器用なために、趣味や生育地の話題でつながり始めるものの、5年10年後の体力や、再出発財源の話題を語ることは、ためらわれるため、胸に収めたまま、孤立化していくことになり易い。

この課題への傾聴は、足湯ボランティアが試みているようだが、時間がかかるために、なかなか難しいと思われる。むしろストレートに地域相談員をおき、巡回訪問を重ねることが、結局は本筋のように思う。相談を待つのではなく、こちらから出向いて訪問傾聴する必要がある。個々人の家庭というホーム・グラウンドでの会話という、相談室ではない環境も有利に働く。

3.11の際、この相談員は縦割り行政の弊害がもろに出た。保健師さん、訪問看護師さん、市の被災者雇用事業の巡回相談員さん等数系統の訪問相談員が仮設をめぐった。

これを地域ネットの同一のテーブルに乗せて、相互協力分担したり、情報共有を行う活動を標準化すべきだろう。そしてこのネットワークに長期滞在ボランティアの参加を認めて行く、開かれたネットワークである必要が有る。

ただし、この活動は極端にプライバシーに接する活動であるために、守秘義務が伴う。それを遵守できるものしか参加できない縛りが一方では必要となる。

それゆえ、短期訪問ボランティアの参加は、電話やメールによるサポート継続のシステム化が練られていないままでは、無理だろう。ここも、いまだ短期訪問ボランティアの参加法を練って行く作業が必要だろう。この辺は、今後、ここで考えて行く。

(つづく)

夜間傾聴:**子

(校正1回目済み)

 

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