湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/16 仮設・地域における回復期の障がい者の治療支援&保健活動を切り出す(4-09)他

2015-10-17 05:20:15 | 地震津波災害ボランティア

2015/10/16 記
--------------

(前回の続きから)

「地元産品を購入することで地域が潤う」という話がでたときに、「かもめのたまご」や「酔仙」を買うことで、被災者の家計が潤うかという反論をしたことがある。この手の発想は家族経営の第一次産業従事者の支援のイメージが強い。しかし、地元大手の賃労働をしている方にその潤いが届くだろうか。年金生活家族に恩恵は届くだろうか。自営業支援のこのスタイルは、都市型の支援活動では、トリクル・ダウンの発想は空想に転じ、使えない。

湘南が大規模災害を蒙って、被災者の避難生活を非被災地域からの支援がどのような形をとるのだろうか。避難所生活時は、生活の不自由さを物資やカンパで直接支援出来るが、仮設入居以降は、非被災地からの支援は明快な支援法を失ってしまう。

地域復興支援に関わるためには、現地の援農・援漁や、現地産生鮮食料品の購入という、いわゆる従来の現地産購入の手が使えるが、地域の生活再建となると、長期化の傾向が有る仮設生活のQRL向上とはどんなものか、都市環境型仮設ではどうか、そのとき自力再建を行う方や、復興公営住宅に移り住んだ方、復興公営住宅の入居を考えている方に、その領域の支援はあるかと考えていると、沈黙している災害弱者は地域企画支援にぬりこまれてしまう。ひとに視点がもどらねばならない。だから医療と保健、教育と福祉という領域の支援が登場し、それが非被災地の方が参加しやすい枠組みを練る、参加の裾野を広げる必要が出てくる。

最近、NHKの「あの日 わたしは」の5分間番組が、いかに被災し、そこから脱したかという話から、「その後、いかに過ごしているか」というまなざしが入ることが増えてきたように思える。また被災者の多様性も明快になってきたように思う。ただ依然として避難以降の話題は出てこない。

大規模災害発災時以降、避難生活のひとの命と健康に関わる医療・介護を担う専門職は、昼夜をとわず、戦争状態の忙しさになる。非被災地からの専門職のお手伝い(仕事は補佐に留まるが)の輪を明示化していく作業がいる。現場の経験がいる。だからつながりたい。専門職派遣の他に、この分野に素人が参加できる構想・枠組みがいる。

(つづく)
---------

出版社経由の講師**さんから再び連絡があった。やっと話をすることができた。**さんと調整をする相手としてだけは認められた。21日は「フィンランドのソーシャル・ファームの報告会」と重なってしまうが、やっと接点を生み出せた西宮の御宅にお邪魔する約束を優先することにした。

往復高速バス2泊、「神戸に行くのに2泊?」と笑われそうだが、現地泊は、あきらめた。20夜~22日朝、出かけることにした。さっそく高速バス券を買いなおした。**病院の院長さんには、電話を入れたがお休み。体調がよくないとのことで、上記の日程で、会うことができたら幸運と思うことにした。

今、**病院に行けない場合、阪神淡路大震災の被災障がい者の保護活動関連の関係者に会えないか探っている。2月の懇話会は宮城県の3.11被災障がい者の保護活動関連の関係者を招くつもりだが、来年度の懇話会への打診ということだ。今、大阪の1団体が候補にあがっているが、時間的に苦しい。他のゲストはいないか探っているのだ。

この団体は、発災時点の避難活動にテーマが閉じるのではなく、地域コミュニティの再編期としてとらえ、障がい者の社会参加の視点から、就労・地域参加にどう活かして行くかという視点を持っている。しかし経済活動の視点が強いため、地域生活の一員として生きて行く視点が見失われている。そういう難点を持ちながらも、独自の活動を続けている。そのことで、話をしてみたい相手だ。

ともあれ、動き出した。懇話会の懇談を魅力的にしていくために、阪神淡路大震災に学べという3.11議論の幅を広げることを進めていきたい。

--------

糖尿病治療の地元主治医の診察を受ける。あっさりとしたもので、良好にA1Cも下がってきているとのことで、5分間診察どころか3分間診察で終了した。薬が切れ補充することがなかったら、足を向けなかっただろう。

イチジクを買い込んで赤ワインで煮た。メルロー系の大人しいもの。食べるのは私を除く人々だ。母と母の友人たちだ。

PTの知り合いがいないかと++君がいう。いないこともないけれど、++君とつなぐのが難しい。時間をくれと応答した。

夜間傾聴:今日は##子の命日・関係者2名
     ひとり

(校正1回目済み)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする