湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/15 仮設・地域における回復期の障がい者の治療支援&保健活動を切り出す(4-08)他

2015-10-16 05:15:04 | 地震津波災害ボランティア

2015/10/15 記
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(前回の続きから)

仮設は場所によって、ずいぶん様子に差が有る。石巻の場合は大規模仮設があるが、そこは抽選入居のために、初めは見知らぬ隣人に囲まれることになったが、女性は強い。身の回りの話題で、半年もたたないうちに、向こう三軒、両隣りは世間話ができるような状態になる。ところが、同じ抽選制だが地元集落が被災したので、もともと地縁がある人が入居しているところもある。前者は都市型に近い。後者は集落型で地方に多い。

私が関わっていた仮設は、その地帯が水耕栽培や科学的なハウス農業の実験地であることも手伝ってか、入居者が農業や福祉系職員という、昔の仕事とは異なる先進的な仕事に就いている方が多い仮設だった。訪問介護がこの地域には必要と、外部から訪問医療の流れの補佐を意識した福祉産業が流入し、そこに職を得た方が多かった。しかし、いわゆる足腰の弱まった高齢者をかかえていない若い方の集落が仮設になっていた。ここで社会的弱者の話を問いかけても、空転した。

だから仮設には環境差があり、入居方法の抽選法にも、広域あらの入居者の場合と、地縁・血縁の濃い集落内の抽選入居仮設もある。

では足腰の弱まった高齢者はどこにいるのだろう。それは子どもの声が聞こえる仮設だった。部屋数が1室多く、子どもがいる世帯や高齢者がいる世帯だった。また部屋が小さく単身者が入る仮設だった。

買い物代行を志したボランティアが断わられた仮設は、夫婦とまだ元気な高齢者が入っている仮設や、逆に仮設コミュニティのまとめ役のいない単身者の仮設だったのだろう。同時に、被災した業者が車に生鮮食料品を乗せて仮設を回る移動販売車が、いきに何台も売りにきたり、大手のスーパーがマイクロバス送迎を始めていたりしている状況把握を誤ったアクセスだったように思う。

しかしこれもまた浅い。送迎バスに乗る元気が無いが、移動販売車では買えない物が欲しかったり、買い物を通じて、古い知人に出会いたいことが目的の買い物のニーズが有る。ベッドあら抜け出せないほどではないが、ひとり買い物にでるのには、不安があるという高齢者の存在をどう掘り起こすかだった。信頼できる方を杖に歩きたいが、そのボランティアは長期間連れ添ってくれるか、高齢者は石橋を叩いて壊してしまうのだ。つまり、買い物代行は、信頼関係があり、なおかつ「代行」ではなく「買い物連れ添い」をこそ求めているのだ。はっきりいって、男ではだめだ。

(つづく)


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胃潰瘍を疑られて、内視鏡検査を受けることに。写真を見せられたが、2ヶ所病理検査にまわすことに。「手術はうちの病院でしたのですか」と聞かれ、「手元の資料をよく見てください。交通事故で粉砕骨折した膝を再建したのです。整形外科の手術です!胃がんなんですか?」と反発しつつ質問。実はぞっとしていた。なんと無神経な…。「医師からは、あっさり検査結果がでないとなんとも…」との定型の応答。

判決は2週間後。全く…。

ここの病院はいつもワイルド。私の2番前の検査を受けていた女性が支払い窓口で出会った。私の目の前で支払いをしていた。金額をみてびっくり。「今、持ち合わせのお金が足りません」と女性。事務職員の応答がすごかった。

「うちでは、つけをやっておりません。クレジット・カードをお持ちですか?」

と聞いている。「うちでは、つけをやっておりません。」は余分。

結局、保険証と診察券を病院に預けて、家にお金を取りに行くという話で落ち着いたが、保険証を改めて提示要求して解放する失礼な対応。

以前、検査技師だろうか、複数の尿コップと試験管を抱えて小走りに廊下をいく男性の手に、尿が飛び出して、かかった。廊下に尿が落ちたので、「尿がたれてます」と指摘したが、「あ、ああ」と応答し、そのまま通り抜けてしまった。通りかかった看護師に「廊下に尿が」と伝えたが、睨まれてしまい、数分後、若い看護師が廊下を拭きに来たという経過。指摘して悪かったねといいたくなる。なんともワイルドなのである。他人の尿がかかった手、どうしたかなと思いつつ、尿は便よりきれいと思い、ため息をついていた。

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とにかく眠い。仮眠を取ったものの1時間ちょい。図書館の椅子にもたれて1時間ほどうとうとと…。

家に戻ると**さんという方から電話があったと、母。西宮の講師候補の**さんだった。今、西宮にはいないとのこと、京都にいらしていた。やはり19・20日はいないとのことで、私が西宮に行く日を知らせよとのこと。##病院の院長からの応答がないので、明日まで待つことに。高速バス座席予約券は取りあえず解約した。平日なら空きはあるようだ。

**さんに電話すると先方は出版社だった。伝言をあずかりますとのこと。私の身元と資料がないからだった。出版社あてに「懇話会通信」と依頼書を送ることになった。詳細は会ってから説明することにした。

今、著作を読んでいる。まさに問題意識がぴったり。阪神淡路大震災の体験者でもあった。

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橋本に向かい、PT志望者君と授業。しかし、PTは体育会系という感じで、体力的に彼は持ちそうにない。ましてや、足の訓練など、患者さんの足を素手で触る。当然水虫菌が手に付着する。雑菌と出会う。予防注射をしたとしても、感染が問題化しそうだ。ざっくばらんにその辺も伝えておいたが、「PT、むいていないのでは」との私の言葉に猛反発。私は謝った。

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帰宅した家は真っ暗。おかしいなと思って部屋をまわると、母が寝室でぐっすり眠っていた。はじめてのことだった。代わりに寝ていたのかと冗談をいう。とにかく眠い。

煮物の魚を温めて食べる。高齢者向きなり。

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夜間傾聴:塾長の奥さん
     ひとり


(校正1回目済み)

 

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