湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

9/13 避難所・地域における回復期と治療支援&保健活動を切り出す(3-03)他

2015-09-14 05:33:26 | 地震津波災害ボランティア

2015/09/13 記
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(前回の続きから)

仮設の入居は寝たきり高齢者を抱えた家族など、事情がある家庭を優先して行われる。下肢障がいの車椅子バリアフリー仕様の部屋も作られた。しかし入口の勾配がきつく、直すとスロープが長くなることがわかり、すそのため、隣の玄関脇までスロープが割り込むため、車椅子仕様の部屋は、棟の両端に部屋を移動しなくてはならなくなった。介護の目からは、風呂の段差が問題となった。いくつかの災害を経験し、仮設住宅は利用されてきた。ならば仕様は、居住経験を反映してしかるべきと考えるが、実態は、3.11震災のときでさえ、この状態なのだ。3.11の教訓は、復興住宅建設は遅れ、仮設生活は長引くという同じ道、これは毎回言われていた経験だ。仮設キットは、耐用年数を増せばコストがあがる。しかし、現状では4年目にして土台が腐り、室内にカビが生える実情ではどうしようもない。

前述の事例の家族は、奥さんの踏ん張りがあって、一家は寝たきりの方用の少し広い間取りの仮設に入った。娘も退院してきた。夫と息子は、まもなく退院だが、まだ入院中だった。

(つづく)

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痛い、JR相模原の塾から様子伺いの電話が入った。2000年の交通事故負傷治療中、病棟で、腕を通す形の杖を同室の子(私は小児科の病室に移されていた)に向けて、杖をライフルに見立てて戦争ごっこをやっていた武勇伝を話し、塾長の奥さんを煙に巻いていた。大丈夫と言ったが、正直言って見舞いは困る。スプラッターものもあった。寝ていたら、深夜、ベッドサイドに血だらけの男がのぞきこんできた。慌てて起きたが、ベッドサイドを探る**さんの姿だった。「婦長さんに怒られるよと、手を握ったら手にぬるりと血がついた。さすがにぞっとした。ボタンで宿直の看護師++さんを呼んだら、内実がわかった。**さんは認知症がある。**さんはルートを引きちぎって、「煙草の吸殻」を捜していたのだ。廊下も点々と血の跡。「仕事増やさないでね」と、モップがけの++さん。スリラーもクソもあったものではない。看護師の耐性。「ね、すごい話でしょう」と塾長の奥さんに話した。奥さんは看護師あがり。「まったく…」と言って、電話が切れた。奥さんを断ち切ったが、しかし、…痛い。

頓服は胃が悪くなるので、ロキソニンが残っていたので、内緒で飲んだ。病院まではどうしたものか。歩道橋が難関、下りの階段が痛いのだ。駅も下りのエスカレーターがないのは、全く素人考えだ。考えてみると、東京銀座のApple直営店に行った帰り、地下鉄の通路で固まってしまったのは、前触れだったのだと気が付いた。

図書館の本が返却期限になって、困っていた。電話で相談し、宅配便で送り返すことになった。イトーヨーカドーとイオンのネットショッピングに登録し、初の買い物が届いた。が…家の中の杖に先方が驚いていた。しかし、カタログの選択肢が少ない。当座の難関はこれで越えられる。今週も金曜災害ミニカフェがある。どう出るか。

明日はコミュニティバスかなと、深呼吸している。

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 夜間傾聴>塾長の奥さん

         ひとり

 

(校正2回目済み)

 

コメント
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