湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

9/11 避難所・地域における回復期と治療支援&保健活動を切り出す(3-01)他

2015-09-12 05:45:05 | 地震津波災害ボランティア

2015/09/11 記
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(前回の続きから)

仮設の入居は石巻などは抽選で行った。これは表面的には公平であるが、ひとを無視している。被災者は地域コミュニティのなかで生きている。抽選はこの地域コミュニティを破壊してしまう。隣人に知り合いのない仮住まいが始まるのだ。例え仮設で知り合いを作っても、復興住宅に転居すれば、またばらばらになる。仮設住宅生活は中途半端な期間だが、復興住宅はすぐにはできない。つまり仮設生活は長くなる。

仮設の設置場所は、辺鄙な公共用地と小中学校の運動場や体育館があてられる。小中学校の敷地仮設は、授業が始まると、体育や遊び場の場所が占拠されているので、辺鄙な公共用地の仮設に空きがあると、徐々に転居を迫られる。学校敷地の仮設を早期に閉鎖していきたいからだ。

つまり学校敷地仮設は、さらに仮設から仮設へと転居が続く。だから、単身被災高齢者は、つねに孤独になりやすい。女性のように、世間話でつながることが出来ないのだ。

この時期、福祉避難所に障がい者間の利用上の様々な困難がおきる。身体障がい・知的障がい・発達障がい・精神障がいの方々が混在していること自身が無理がある。

例えば身体障がいと言っても、ALSの方のように常時医療支援が必要な方や、視覚障がい・聴覚障がい・四肢障がいなどのように、適切な機器とサポートがあれば自立活動が出来る。このように幅が広いのだ。だから、関係団体施設の知り合いをたどり、転出していく。聴覚障がい者の方は、一般の仮設の公募に申し込んでいく方もいる。福祉避難所は非常に重要でありつつ、運営方針が練れていないので、一時使用のような形で、落ち着かないのだ。

障がい者と家族の行き先探しや、特に単身被災高齢者や寝たきりの方の居場所作りとケアという具合に、ソーシャルワークや、行政、医療関係者の仕事は山積していく。ここに生活ボランティアは、どう関わるべきなのだろうか。

(つづく)

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足の調子が悪く、図書館経由でサポセンまで車で移動。帰宅も車。金曜災害ミニカフェは荷物が多いし図書の返却分もあった。数m歩くと杖に頼って休まなくてはならない。情けない。古い友人大森君からメールあり。彼は過去にぎっくり腰をやったそうだ。1週間、使い物にならなかったという。私のは腰椎にすべっている部分がある。悪質だ。

石巻の行政と話が出来そうだ。一歩前進、福祉避難所の件。

故黒田さんのルートから、単身被災高齢者の関係者と接点ができた。一復興住宅自治会の元会長さん。兵庫の復興住宅の現状の話というより、自治会を運営して出会ったエピソードのような形になりそうだ。ちょっと役不足。神戸に行ったとき会ってみる。

足の調子が悪いことで、介護用品屋に無理を言って、午前中に杖の石突きゴムを持ってきてもらった。ほっとした。これで、だましだまし外出できる。

イトーヨーカドーとイオンのネット・ショッピングに登録した。重たいものは、ここで買う。商品が気に入らないし、少ないがやむなし。

石巻日日新聞の被災時の手書き掲示板新聞の話をミニカフェで上映した。避難所利用者への情報提供の話だが、情報の内容が問題。これは確か出版されている。プロのマスコミの仕事とアマチュアの情報ボランティアと、どう連携したのだろう。画像からは、わからない。

鶴嶺高校ボラ塾に、参加者がFMラジオを持参できるか頼んでいた件で、担当責任者に話をすると、サポチガの担当者**さんのお話あり。今の高校生FMラジオ持っているあなあと。


夜間傾聴>ひとり
     大森君

(校正1回目済み)

 

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