2014/05/30 記
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「わーくOnline PicUp No.43」を作っている。金曜ミニ・カフェの紹介を書いた。その中で、日本創生会議の「20~30代の女性の都市流出」と、岩手県三陸海岸部の自治体の危機(過疎高齢化による自治体消滅の可能性の話を引用した。納得がいってしまうところが怖い。宮城県は内陸部が対象からはずれている。この傾向を見通しての地域包括支援ケアネットの有効性の是非と、訪問治療を支える医療関係者の人材不足のことを書いて、はたと打ち込めなくなった。
非被災地にいる私たちが、どのように支援したらいいのだろう。仮設在住の高齢者のしんどさに、どう寄り添ったらいいのだろう。今、私の中では湘南という都市近郊型震災時の医療ケアとの連携に話をスライドしているが、東北の現場に出かけなくては実際のところの支援にならない。仲介活動がありうるか、生活支援関係団体のHPを覗きながら考えている。
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また、懇話会の話、閖上から応答があった。ケア関係者から紹介された被災者の方だった。寝たきりの父親を抱えて、被災脱出危機一髪だったとのこと。震災津波がいかに恐ろしいかを語ってくれるというのだが、会の目的が仲介する間に消えたらしい。せっかくのご厚意だが、場面が違うので鄭重にお断りした。
むげにせずともと、少々罪悪感があり、落ち込んでいる。
明日、精神看護系の団体に会える様なら、東京に出る。
夜間傾聴>なし
(校正1回目済み)
p.s.私の知り合いに絵本を贈っている。ところが今年は輸入が遅れるとamazon からメールがきた。2週間近く入荷がおくれるという。困った。