湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

5/11 新採用講師向け二次研修があって/懇話会講師選定が難航中

2014-05-12 05:27:13 | 地震津波災害ボランティア

2014/05/11 記
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隔週金曜日に「金曜災害ミニ・カフェ」をやることにしたため、当日午前中か日曜日を、学習相談のためにあてることになり、相模大野校の顰蹙をかっている。どのみち学習困難の事情を抱える生徒のキャッチアップの熱意の薄くなった本校では、窓際族の解雇逃れの支柱のように見られているから、もともと顰蹙は買い続けているのだが。

昔からのなごりで、矛盾した仕事だが新採用の講師の二次研修担当を今日こなしてきた。さすがに指導者は私ではないが、テキストの監修者は私だ。商社の社員研修のような激しさはないが、「指導責任」のことや「私教育学習指導の目的」などは、書いていて、猫ではないが袋でもかぶりたくなる。穴があったら入りたいというか、大上段振りかぶり大袈裟だ。

How to study ものは書いていないが、精神論を書いているつもりもない。ただ、給料稼ぎだけで講師をやるのは、情けないねと挑発している。勿論だれも乗らない。なかには、私のように、進学というより、その子に「適する」仕事を探し専門学校に送り出していくことにも、日をあてた。そのレベルではない子たちは、以前私がこの地域で個別訪問していた。個別指導となるが、訪問指導が廃止になってから、その子たちとの接点も消えた。

私の話の持ち時間45分を済ませて、私はさっさと帰ってきてしまった。今回は、与えられた条件下で、そこに自分の働く意味をみつけてほしいと新任講師に願った。

研修には午後から合流したが、結局忘れられないように、顔を出したようなものだ。

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話は変わるが、7月の懇話会の講師がつめきれないでいる。謝金の金額が全然違うのだ。平行して、北里・慶応・赤十字の大学に打診はしている。無資格民間ボランティアが専門職の支援に動ける場面を探り出していくことが目的だが、被災3年目、避難生活長期化と家計不安・孤立化という問題が、抑えきれずにこころの病となって表面化している。遅発性PTSDへの予防的関わりにも一定の見識を持っている方を探っている。今後の医療の方向である在宅治療の得失も論じたい。家庭医または家庭医育成医をさがすのは、贅沢か。

本来の懇話会は、被災地のなまの経験とその呼吸を持ち込むことにあるが、石巻・気仙沼・陸前高田ともに、現場の医師は日を開けられない状況にあるので、現地長期支援経験者を選択肢に含めている。

ただこの間の懇話会では、参加者がギャラリーにならないようにしてはいるものの、論点については講師も参加者も戸惑っていることが多く、改善すべき点となっている。議論が実践的でありたいと願うから、災害という、いつ起きるかわからないもののためにかかわり続けうるリアルを、いかに持ち込むかという厄介な課題が私個人にはある。

13万いや潜在的には、まだ15万人に及ぶ避難生活者がいるなかで、それを忘却することはできまい。

先ほど雄勝病院の記録を見ていた。言葉は発し続けなければなと、改めて思う。

夜間傾聴>なし

(校正2回目済み)

コメント
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