湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

5/28 二兎追うために 仕切りなおし

2014-05-29 06:05:59 | 地震津波災害ボランティア

2014/05/28 記
-------------

命を絶った私の担当した子の法事。私の一年の区切り。
可能性という魔。

懇話会の講師選択を追えば追うほど二兎を追っていることに気がつく。被災地の障がい者の抱える困難と支援という課題と、家族と財産を失った高齢者の3年目の疲労と孤立について、これを同時に語り、指針を提供してくれる方という発想で、支援者側を求めることに無理がある。

今、私たちが実情を知り、災害に関わることの真価が問われている。緊急性という意味で、被災地の認知症高齢者のことを語ってきたが、今必要なのは政策の低迷による頑張りの限界、疲労と孤立に応える事だ。

------------

必要としていることは、次の対策。

1)被災地における3年目の高齢者の孤立

   a)仮設住宅に残された高齢者の孤独
   b)仮設住宅に残された家計破綻者の孤独
   c)復興支援住宅に再分断される孤立

・この課題は主に、被災地の高齢者の課題。
 実際には、現場の対話がないと先に進めない。
 地域コミュニティの復活に役にする消息仲介等。
・長期戦化。可能性を摘まれた明日。>獏とした不安
 単身者のアルコール依存等。
・訪問相談員不足と対策の困難。



2)被災地における3年目の疲労

 ・復興の遅い被災地。多重債務(二重ローン他)
  長期戦の限界
  仮設商店のジレンマ。地元に仕事が無い
  沿岸漁業の衰退(高齢化・TPPの影)
  
(福島)
  放射能汚染風評被害・家族の分断
  避難生活と高齢者の孤独


以上は早急に対策を打って行く必要があるが、被災後の高齢者の社会的孤立は、地域の精神保健・社会福祉の関わりがいる。

緊急度が順ずる課題

3)被災地の災害弱者への地域サポート
  ・医療介護福祉人材不足<施設機能停止
   高齢者施設の職員不足の現状
   地元専門職支援
   年末の懇話会>被災した施設の経験をもつ講師

この3点を通して、効果をえるための、地域の医療関係者のチーム型支援を考えて行くこと。おそらく非被災地の支援者が被災地と連携をしていくパイプになるのでは。

「訪問診療」とその議論は、地元拠点病院関係者または支援専門職に語ってもらいたい。必ず役に立つ。

しかし私は、家族を老健や特養に送り出していた経験があるが、高齢者支援の活動をしたことはあるが、高齢者支援の社会活動をしてこなかった。ここに自閉症スペクトラム・うつ病の青少年の進学・就労支援を行ってきた関係から、障がい者畑との接点から、高齢者の課題も協力依頼をかけていた。ここはやはり分けるべきだろう。

私は、これから東京の関係者団体を回る。すでに一定の教訓型の集約を行っているJDDや、視覚・知的・精神関係の団体(これは年末用)と、認知症関係の団体を取材する。被災地現場の空気を持ち込むための準備アクションである。

障がい者関連のメモは、あとで追加する。

夜間傾聴>ひとり

(校正1回目済み)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする