2014/05/08 記
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昨夜は、新人さんと一夜を明かしました。久々の危うい状態で、ただ電話で連れそう以外ないという無力感の針の筵(むしろ)の上で、時を過ごしました。
高校の熱心な担任の先生の計らいで、連休中、クラスメートを「お見舞い」させたことが、彼を闇の底に突き落とすことになったのです。苦しみの中にある彼にとっては、それは「落差」をみることでしかなかった…。彼の携帯の電池が切れるまで、ただ彼の隣にいた。私には、生傷をみせる引きこもりの若者との原点に帰った経験でした。県央のプロ(PSW)を紹介して、現在も進行中です。彼には時間が必要。見守りを続けていきます。
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「わーくのNo.042」の配布を進めている。高齢者関係のところでは、直接関係無い子どものことや、ろうの方の話題でしたが、連続の被災時要援護者支援の通信ゆえ、受け取ってもらった。福島の県外避難者の中に知り合いの家族がいて、そこに受験生がいると、某包括支援センターの方が話してくれた。来年受験になるそうだ。
海老名の2回目の対談。塾長がついてきた。予想通り彼女の困難は言葉の問題なので、取り止めとなった。詳しくは知らないのだがピリピノ(マニラ訛りのタガログ語とか)と英語が共通語で、私がわかるのは癖の強い日本語部分と英語の断片だけ。教科指導は無理だと塾長に言った。
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相模線から平塚に出るのは、結局茅ヶ崎を経由しなければならない。伊勢原からバスだと時間がかかる。平塚の図書館に書籍の更新に行って、帰りに平塚の駅ビルで買い物をして帰ろうとしたが、平塚の駅ビル地下の食料品売り場は改装で、6/12まで閉鎖されていた。迷路のように回りこんで、「たまや」で買い物をして帰宅したが、猫の餌が買えなかった。
この猫は、福島県の楢葉町で捕獲された猫で、ペットレスキューの仲介活動の際、市内のあるお宅で飼ってくれることになっていた。ところが、ワクチン接種のために獣医さんに連れて行った。そこで「猫エイズ」であることがわかった。この病気は人には感染しない。地域によっては、野良猫の半数近くが感染しているという。それで保護猫を私に返してきたので、やむなく飼っている。高齢の雌猫である。やっと食事係の爺ぃだとわかったようだ。初め2匹いて、困っている私の様子から、2匹とも近くの獣医さんが仲介してくださった。しかし、同じ経路をたどって、1匹がまた私のところに戻ってきたのだった。
今、7月の懇話会の講師選定のメールを往復させている。被災地の高齢過疎化と医療分業の波から、在宅医療が進められているが、そこには介護者の負担の増大が問題になっている。準都市の被災の場合、医療介護の景色は同じか。語る医療関係者は謝金が高い。そんなこんなで難航している。
夜間傾聴:新人さん
(校正1回目済み)