2014/05/09 記
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震災関連のTV録画リストが一応仕上がった。「金曜災害ミニ・カフェ」の企画に使用する。視覚障がい関連が少なく、「あの日わたしは」の体験談シリーズの「気仙沼市・小林トミ子さん」、「南相馬市・矢島秀子さん」のふたりだけ。陸前高田の行政参加のテーマの脇役として男性視覚障がい者の方が登場するが、上記2作品からは、「自宅からの避難」と「避難所生活」が紹介されるが、「外出時被災」や、「白杖(自立行動ツール)」の問題、「子どもの避難生活」、「通院保証」の件などへの言及が欲しい。探している最中。
このことは、精神障がい・知的障がい・発達障がい・内臓障がいの方々も、出てこない。身体障がい関係では、「透析」「骨粗しょう症」、「要酸素吸入者」「要痰吸引者」などが弱い。
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今夜は「居場所を失う子どもたち」「ろうを生きる 難聴と生きる/災害に備える~情報を得るために」の2本を放送した。参加者0。しかしこれは、呼びかけ誌を数日前に配ったから、ブログ読者かポスター発見者以外には企画自身が伝わっていないという条件もあったし、サポセンのその時間、がらんとして利用者が極端に少ないという金曜日の条件も影響している。しかし、これらの条件を除いても、参加者を期待するのはやめたほうがいいだろう。ひとは属する人たちのなかで行動する。自主判断は稀なことと思ったほうがいい。
再来週は「遅発性PTSD」3年目の「こころの閾値を超える」件を取り上げる。また自閉症の方の被災体験の映像も取りあげる。避難生活長期化による、あらゆるこころの軋轢と抑圧の限界がでてきている状況の中で、解決要請が専門職にのしかかり、極端な人材不足を起こす。この緩衝材に民間ボランティアの出番はないか、それを問う内容になっている。
6月は「地域医療」に踏み込む。どう考えても「専門職に任せておけばいい」という発想の壁を拓く対置する提案が活動として登場させられないか。それを考えると、参加者0でも「継続は力なり」いや「私の状況へのコミットメント」として、続けて行く。もちろん、ここにすべての力を集めるのではなく、私が出来ることを考えて実行して行く。
夜間傾聴>新人君(小康状態)
(校正1回目済み)