*君から連絡があってほっとしている。今日は彼の主治医の診察日なので、彼の迷いが鬱積している可能性があったからだ。
春先は、傍流に押しやられた者には生き辛い季節だ。沈黙が決して静穏を意味しているのではなく、水面下で何かが起きていることの方が多いのだ。
神奈川県県民部青少年課から、活動状況アンケートが来て書き込むのに困ったことは以前書いた。ボランティア養成のために、既存の活動団体のキャパシティを調査しているのだろうけれど、フリースペースを基盤に展開していることが前提になっているために、私のところのように「オンライン上」で展開している活動ははみ出てしまう。
そこに参加者数を書く表があったのだが、書き込んで笑った。全員成人としたいところだが、小3がひとりいるのだ。お父さんの技術指導下で娘さんがメールを送ってくる。まあこれは例外ではあるのだが、隔週のお楽しみの話なのである。
しかし成人と書いたその文字の背後の闇の深いこと…。
短期回復の神経症の方は少数。前の塾経由、通過の方の紹介(これが大変な方が多い)、知人のカウンセリング活動の紹介のルートから入ってくるが、何らかの精神疾患を伴っている方が多い。私は心理カウンセリングの資格がないので、医師や、心理士の補助というか、夜間などの緊急時の危険回避屋(ストッパー)というような彼らが対応しきれない時間帯を「夜間傾聴」の形で支えている。年からして、そう長く続けられない仕事だとは思っている。
伊勢原君(仮名)は知人のつてで、ヨガを始めている。ところがさっそく、問題が起きた。曜日を割り当てられても、体調からその決まった曜日にいけないというものだった。統合失調症の彼を受け止めてくれる所が少ないからだ。電話で先方の経営者と話をした。結局担当者への早めの連絡と、他の曜日に空き席が出たときに、彼の参加を許すというもの。
○子は再び主治医のところへ。
これは生業の巡回仕事の関係だが、ADHDと診断された方が自由が丘に、うつ状態の方が座間に、行動障碍の方が相模大野に、そして成人期のアスペの方が藤沢にという具合だ。
私は磨り減って、お互いは接点無く、ばらばら、「わーく」には程遠い方ばかりなのだ。
------
市会議員候補者に、障碍福祉の考え方を聴く会が昨日、茅ケ崎市役所分庁舎コミュニティホールにて開かれた。
様子がわからない初回の立候補者と、ある政党関係の議員候補さんたちが並んだ感じ。しかし逆に、参加しなかった候補たちの政治センスが読めて面白かった。しかし2候補除いて、あとは現職まじえて、「ご意見を聞きこれから勉強する」というステレオタイプ化した発言にあきれ返ってしまった。それほどに障害者福祉行政は立ち遅れている。
一方、「わーく」の参加呼びかけ配布は、私が10時ぎりぎりに来たのがいけないのだが、閉会後12時から会場を使う団体があるということで、会終了後は、ごたごたの大騒ぎで会場撤去。その結果10部程度の配布で終わってしまった。会参加者の3分の1ほど。
ある候補が就労支援にふれた。もうひとりも障碍者も働ける地域社会をと語るので、Q&Aの時間、質問をした。
ある大型店舗ではバックヤードの品だしバイトの採用の際、吃音があると接客の質の問題があるということで採用しないとか、アトピーを病歴に記載すると、食品部門からおいだされるとか、(注意:次は補足で言わなかった部分『またある女性は癲癇があるために、市内大型店舗の採用すべて門前払いになった。ある中年女性は親指切断の障害者であった。PCも支障なく使えるのにレジのバイトを断られた。客に不快感を与えるという理由だった。』)こういう、企業側の意識改革がないと、障害者の就労支援などと語る状態ではないのではないかと問いただした。まず隗より始めよである。それを抜きに、「就労支援を語るな」と発言した。それは事実、彼の職場採用部門で起きたことも含んでいた。
さすがに気分を害したか、さっさと帰ってしまったが、リップサービスではだめ。如何にイメージ選挙であるかが、浮かび上がってしまったのだった。
-----
夜間傾聴:#さん母
レギュラー君1名
*君
メール:昨日の問い合わせの応答
巡回:町田1件のみ
今日の予定:
面談: *君のガードに空けてあるが大丈夫そうなので、茅ケ崎サポセン
*君と16時台に茅ケ崎で会う。
巡回:*君大丈夫なら、伊勢原君(仮名)と面会
作成:NPOちがさきの自主事業PJ立ち上げ申請用企画書作り
以上
(校正2回目済)
春先は、傍流に押しやられた者には生き辛い季節だ。沈黙が決して静穏を意味しているのではなく、水面下で何かが起きていることの方が多いのだ。
神奈川県県民部青少年課から、活動状況アンケートが来て書き込むのに困ったことは以前書いた。ボランティア養成のために、既存の活動団体のキャパシティを調査しているのだろうけれど、フリースペースを基盤に展開していることが前提になっているために、私のところのように「オンライン上」で展開している活動ははみ出てしまう。
そこに参加者数を書く表があったのだが、書き込んで笑った。全員成人としたいところだが、小3がひとりいるのだ。お父さんの技術指導下で娘さんがメールを送ってくる。まあこれは例外ではあるのだが、隔週のお楽しみの話なのである。
しかし成人と書いたその文字の背後の闇の深いこと…。
短期回復の神経症の方は少数。前の塾経由、通過の方の紹介(これが大変な方が多い)、知人のカウンセリング活動の紹介のルートから入ってくるが、何らかの精神疾患を伴っている方が多い。私は心理カウンセリングの資格がないので、医師や、心理士の補助というか、夜間などの緊急時の危険回避屋(ストッパー)というような彼らが対応しきれない時間帯を「夜間傾聴」の形で支えている。年からして、そう長く続けられない仕事だとは思っている。
伊勢原君(仮名)は知人のつてで、ヨガを始めている。ところがさっそく、問題が起きた。曜日を割り当てられても、体調からその決まった曜日にいけないというものだった。統合失調症の彼を受け止めてくれる所が少ないからだ。電話で先方の経営者と話をした。結局担当者への早めの連絡と、他の曜日に空き席が出たときに、彼の参加を許すというもの。
○子は再び主治医のところへ。
これは生業の巡回仕事の関係だが、ADHDと診断された方が自由が丘に、うつ状態の方が座間に、行動障碍の方が相模大野に、そして成人期のアスペの方が藤沢にという具合だ。
私は磨り減って、お互いは接点無く、ばらばら、「わーく」には程遠い方ばかりなのだ。
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市会議員候補者に、障碍福祉の考え方を聴く会が昨日、茅ケ崎市役所分庁舎コミュニティホールにて開かれた。
様子がわからない初回の立候補者と、ある政党関係の議員候補さんたちが並んだ感じ。しかし逆に、参加しなかった候補たちの政治センスが読めて面白かった。しかし2候補除いて、あとは現職まじえて、「ご意見を聞きこれから勉強する」というステレオタイプ化した発言にあきれ返ってしまった。それほどに障害者福祉行政は立ち遅れている。
一方、「わーく」の参加呼びかけ配布は、私が10時ぎりぎりに来たのがいけないのだが、閉会後12時から会場を使う団体があるということで、会終了後は、ごたごたの大騒ぎで会場撤去。その結果10部程度の配布で終わってしまった。会参加者の3分の1ほど。
ある候補が就労支援にふれた。もうひとりも障碍者も働ける地域社会をと語るので、Q&Aの時間、質問をした。
ある大型店舗ではバックヤードの品だしバイトの採用の際、吃音があると接客の質の問題があるということで採用しないとか、アトピーを病歴に記載すると、食品部門からおいだされるとか、(注意:次は補足で言わなかった部分『またある女性は癲癇があるために、市内大型店舗の採用すべて門前払いになった。ある中年女性は親指切断の障害者であった。PCも支障なく使えるのにレジのバイトを断られた。客に不快感を与えるという理由だった。』)こういう、企業側の意識改革がないと、障害者の就労支援などと語る状態ではないのではないかと問いただした。まず隗より始めよである。それを抜きに、「就労支援を語るな」と発言した。それは事実、彼の職場採用部門で起きたことも含んでいた。
さすがに気分を害したか、さっさと帰ってしまったが、リップサービスではだめ。如何にイメージ選挙であるかが、浮かび上がってしまったのだった。
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夜間傾聴:#さん母
レギュラー君1名
*君
メール:昨日の問い合わせの応答
巡回:町田1件のみ
今日の予定:
面談: *君のガードに空けてあるが大丈夫そうなので、茅ケ崎サポセン
*君と16時台に茅ケ崎で会う。
巡回:*君大丈夫なら、伊勢原君(仮名)と面会
作成:NPOちがさきの自主事業PJ立ち上げ申請用企画書作り
以上
(校正2回目済)