日々のことを徒然に

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真茶色な線路

2018年08月17日 | 生活・ニュース

 7月豪雨、続く西日本の広島・岡山・愛媛の3県を中心に広範囲を襲った西日本豪雨、死者は200名を超え自宅などにも大きな被害を残した。懸命な復旧と復興へ向けて被災者やボランティアの人も含め努力されている。TVキー局の取材にはのらないローカル的に被害は件数さえ定かでない。今も被害の状況が伝わってくる。

 道路、橋、鉄路などの復旧に年単位を要する個所もあるが早い復旧を願うしかない。地元でもJR岩徳線と三セクターの清流線が不通となっている。この普通で通学生が困っている、新学期が始まるまでに何とかならないか、そう思っていた。すると、運転を見合わせていたJR岩徳線の「岩国駅から周防高森駅」間が、19日試運転、20日から運転再開というメールが今夕入って来た。よかった。

 JRの運転見合わせ中の線路の保線はどんな状態か知らないが、列車が走らないことで驚いた。巾は1㍍ほどの踏切を豪雨以降初めて歩いて渡った。踏切の両側は、線路の表面は真茶色、2本の線路の間には腰くらいまで雑草が伸びている。運転中、線路表面は輝いて、陽ざしを反射している。雑草は生えているが丈は低い。

 空き家になると見る間に痛むという。近くで何軒も見かけ様子はわかっているつもり。鉄路もひと月足らずの運転見合わせでその輝きをなくしている。運転再開で再び輝きを取り戻すだろう。ただ、岩徳線の全線復旧は秋以降という。乗客数の減少と今回の不通が廃線への検討課題にならないことを願っている。
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