日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ねこじゃらし

2018年08月08日 | 生活・ニュース

 夏休み前から、アメフト、文科省がらみの裏口入学から派生する文科省事件、入学試験点数操作と男女差別、アマチュアボクシング界の疑惑など、子どもらを導く責任のある人らの事件が多すぎる。そのせいでも無かろうが、危険な暑さのせいだけではない子どもへの虐待がらみ、いたずらなどの報道が多い。中には痛ましい事件も多く起きている。

 近所には小学生らが多く、元気活発な動きによく出会い元気をもらっている。子どもらを見かけたときは、事件や事故に巻き込まれないように注意して見守っている。ヘルメットを着用し自転車で遊ぶ子らには、時々ではあるが危険な乗り方と思った時は声をかけている。

 ある日の昼下がりだった。「きゃあ やめて おねがい」という女の子の声が複数聞こえる。もしや、何ごと、と思い急いで玄関を出た。数人の子どもが雑草を振りかざして戯れている。子どものころに思い出のある「ねこじゃらし」で首周りをくすぐりっこしている。茎の先の円錐状の穂は遊ぶには面白い。この時期、夏草の一つとしてよく見かける。昔と変わらぬ遊びを懐かしく眺めていた。

 円錐状の穂で、猫の首のところをじゃらすと喜ぶところから「猫じゃらし」という名前になった、というらしいが正式には「エノコログサ狗尾草」と呼ぶそうだ。大人の自慢できない出来事を子どもらはどう受け止めているか分からないが、暑さの中、ねこじゃらしで仲良く遊ぶ姿にほっとしたひと時を感じた。
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