日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

期日前投票

2017年10月21日 | 社会 政治

 選挙区が広すぎ時間不足なのか、遠くで連呼する候補者名は聞こえたが今回は1度も候補者の演説を聞くことがなかった。よくある街頭演説への動員の誘いも無かった。まあ、地域的には静かな選挙期間だった。一方、映像で見る各党党首クラスの繰り返される映像は中途半端な内容ばかりで、そこからは訴えが伝わってこない。新聞をじっくり読むほうが情報としては有用、いつも感じる。

 その選挙戦も12日間の最終日、戦い終えて有権者の審判を待つばかりとなった。報道各社の調査では解散前と勢力に大きな情勢変化は見られないようだが、解散前の駆け込み的な保守批判勢力が秩序のない右往左往的な動きをしたことで、混乱を招いた選挙戦だった。候補者は戦いに満足しただろうか。

 期日前投票を済ませる人が増えているという。台風21号の襲来に備え、何度目かの期日前投票に行った。台風前に投票を済ませておこうという思いは多くの人に共通、受付までの長蛇の列は過去に見たことがなく、この状況を見れば選挙への関心は非常に高い。入場券に必要事項を記入しておけば、受付までスムースに進め工夫がされている。

 いつの選挙でも投票率の高低が選挙への関心の指標にされる。12年の衆院選小選挙区の投票率は59.32%、続く14年の同選挙は52.66%と安倍政権では2回連続して戦後最低を記録している。年齢層別では20から24歳が、18,19歳の投票率を下回り最低という調査もある。今朝見た長蛇の列も年配者が多かった。今回はどんな投票行動になるだろうか。有権者の自覚も必要だが、当選議員は有権者が関心を示する議会活動をして欲しい。
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久しぶりの青空

2017年10月20日 | 自然 季節

 市内の最高気温は昨日より5度近く高い、予報士は「平均気温」といいながら「久しぶりに太陽が顔を覗かせました」と嬉しそうに話す。曇りや雨ばかりの予報は聞く方もうんざりするが、予報士も晴れ晴れとしないのかもしれない。若い予報士の嬉しそうな顔が印象に残った夕方の予報だった。

 午前中から青空が広がり始め昼過ぎには真っ青な空になった。あるアパートの南側は全階洗濯物が気持ちよさそうに揺れている。やはり自然の光は何にも勝る。気持ちよく乾くとほっこりします、こんな書き込みうぃ呼んだが主婦ならずともそうだろう。

 沖縄の南海上を北上している台風21号は予想通り勢力を増し「超大型」となり日本を目指している。偏西風が南へ蛇行する予想も出ているが、それが当たれば日本へ関わる度合いが少しは低くなるのではと素人思いをしている。衆議院議員選挙の繰り上げ投票が行われたり、期日前投票では1時間待ちとか、台風襲来に備えて対応が進んでいる。

 明日は、雨の降らないうちに今年2回目の台風対策を済ませておこう。といっても大した作業があるわけではないが、飛散や倒れる恐れのあるものなどいつものように始末しておく。万一に備えて浸水対策用の土を入れた土嚢を保管しているが、長い期間積み上げたままにしておくと固まってしまう、市の担当者が教えてくれたことを思い出した。被害の起きないことを願いながら見直そう。
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米作り

2017年10月19日 | 自然 季節

 気象予報士の言い方を変えれば「台風21号は海水の高温度に刺激され勢力を増しながら日本を目指している」といえる。週末から週明けにかけ日本は大荒れという予報になる。過去の10月に襲来した台風は何れも大きな被害をもたらしている。総選挙と相まって心配されている。選挙の日延べを検討している自治体もあるそうで、台風の進路から目が離せない。

 台風進路のニュースの中で稲刈りの終わっていない箇所もある。台風襲来前に収穫を終えてと願う。今年のコメの買取価格は昨年より1割くらい高いという報道がある。消費者にその付けは回るのだろうが、稲作農家の手取りは増えそうだ。それにしても米の価格は作る人の意向は入らない。直接消費者へ希望価格で販売の道が広がるようだ。

 近くの小学校、稲田は塀の内側で見えないが、広さはわずかとおもえるが、今年も稲刈りが済み、はぜ干しされた稲の姿が塀の向こうに見える。少し青葉も残っているが予定あってのことだろう。このところの雨模様で、広いポリシートで上部はすっぽり覆われ、防鳥用のネットも巻かれ、米作りの仕事を実践しているらしい。

 かって、この小学校の校区には多くの畑や稲田が通学路の傍にあった。場所によっては近道がそれらの中にあった。プチ都市化が進むにつれそれらは宅地や商業地に代わり、新しい街並みが出現し風景を一転させた。一方、旧通りやその裏通りに入ると空き家や廃屋も目につき始めた。子どものころ通学路で見かけた農作業の光景を思い出しながら塀越しにはぜ干しを撮る。
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レンジでチン

2017年10月18日 | 生活・ニュース

 「18日は『冷凍食品の日』、何をチンしますか」と昨夕、知り合いがメールに1行追加している。1年を通して「何々の日」がある。国や業界、団体などが制定しPR、それぞれの発展に繋がれば言うことはない。冷凍以外に今日は国の定めた統計の日。また、18日を「頭髪の日」これは日付をもじって面白い。ほかに新聞少年の日、これは新聞週間(15日から21日)の中日に新聞配達の人らに感謝する日という。毎日本当にご苦労さま、お陰で新聞が読めます。

 冷凍の日、冷凍食品協会が制定した。ちょっと苦しそうな設定の説明はこうなっている。10月は食欲の秋であり、冷凍の凍(10)につながる、冷凍食品の世界共通の管理温度マイナス18度以下にちなみ1986年からこの日にした。冷凍食品の知識を深めるトークショーやアイディア料理の試食などが開かれるという。

 冷凍食品は日常生活に欠かせない食材の一つになった。CMでも手料理のごとき出来栄えの料理が紹介される。忙しいという人の大きな手助けにもなっているようだ。弁当にそのおかず、おやつなど冷蔵庫を開けば何か出てくるこのごろになった。これも冷蔵庫が冷凍冷蔵庫に成長したからで、冷凍食品があっても家庭でその保存が出来なければ用を足さない。

 レンジも進歩し、食材にあわせたりそれを応用したりの調理機能を備えている。この頃は会話でも報道でも「チン」すると言ったり書くだけでレンジを使うことに通じる。難解な略語がはやっているが「チン」は普通語になっているようだ。レンジのタイムアップを知らせるこの音を最初に設定した人は誰だろう。チンといえば狆、日本原産の世界公認犬種からクレームはつかないの。
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確定申告用の資料

2017年10月17日 | 生活・ニュース

 もうそんな時期か、気付けば10月も中旬、そういえば毎年このころから確定申告に用いる保険料の控除証明書が届く。9月までの受領金額と12月まで継続した場合の金額が合わせて記載されている。年金受給者は1月下旬に届く公的年金等の源泉徴収票、自治体からの保険料納付済確認書などが揃わないと申告できない。それまで、今届いた証明書を紛失しないよう保存が必要になる。

 現役時代は年末調整として会社業務として済まされる。そのために保険料証明書は早めに被保険者の元に届く。それらを提出しておけば年末調整は還付を楽しみに待つだけ。12月は給与、賞与、還付金と3回受け取りがあり、豊かな気分にさせてくれる月だった。長年の給与生活で1度だけ還付無しで追徴の年があった。「税金前納でなくて良かった」そう言って慰めてくれた同僚がいた。ものは思いようとはこのこかも知れない。

 勤めていた会社は振り込みが世間より相当遅れて始まった。振り込みにより親父の権威が薄らぐとは聞いていたがそれを実感した同僚は多かった。特に、年末調整は誰にも内緒で懐に入れていたのに白日となり小遣い減となった。「年調をごまかしている、そのくらい知っていたが黙っていた」という主婦も多かった、酌み交わす会話の中で聞きながら、世は捨てたものではないと思ったことを思い出す。

 税制について大きな法律改正でもあれば承知しているだろうが、省令変更など小さな税に関する変わりを知ることは少ない。そこで、毎年パソコンで確定申告作成をする前に、当該年の確定申告の手引き(税務署)を使って試算すると所得金額算出時の控除金額変更、生命保険料控除など税に関する変更を少し知ることができる。時間のある方はお試しあれ。
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新燃岳と大浪池

2017年10月16日 | 回想

 新燃岳は、九州南部の霧島山中央部に位置し、有史以降も噴火を繰り返している標高1421㍍、山頂に直径750㍍の円形火口を擁する活火山として知られる。この新燃岳が6年ぶりに爆発的噴火を起こし、立入規制区域も当初より広がった。いつもこうした映像を見ると自然界の計り知れない力を想像する。これまでも新燃岳の噴火を知ると思いだすことがある。

 この新燃岳の西方、立入規制区域内に入る処に大浪池(湖)がある。かっては大波池と称したという。この池は標高1411㍍にあり、水面は海抜1241㍍、池の周囲約2㌔、水深は10㍍強と言われる。この大浪池を見下ろしたことがある。1958(昭和33)年の春、高校の修学旅行でのこと。麓の宿についてから希望者だけで夕食前に登った。見下ろした真っ青な湖面の印象は60年余り過ぎても思いだせるが、周囲の景色などは記憶に乏しく、遠景に見たであろう新燃岳も同じだ。

 アルバムを探すが山頂での写真は見当たらない。今なら、ふんだんに写真を撮っただろうがその時代はカメラが各家庭にある時代ではなかった。下山して全員が揃ってしたことは靴の洗濯だった。その日の気象状況は覚えていないが、靴が泥だらけだった。野郎ばかりの修学旅行一団とはいえ誰いうこともなく靴洗いをした。その後の楽しみな夕食にクジラのおばいけが出た。こんな標高の宿にはふさわしくないなどと思いながら食べたことを何故か思いだす(笑)。

 今のところ溶岩の流失は見られないが広範囲に渡って降灰の影響が出ている。風下に当たる地域のこれからの生活に大きな影響が出なければよいがと心配する。登校児童がヘルメットにマスク着用、その徹底した姿に、活火山と近接する人らの日ごろの備えを感じ、火山以外にも気配りしたい。ただ、飛んでくるミサイルにはすべのないことを憂う。
 
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初めての唐辛子

2017年10月15日 | 生活・ニュース

 「空いたプランターの隅にでも挿しておいたら」と小さな細い苗を数本もらった。言われた通りに挿しておいた。とは言っても生き物、土の表面が乾くと水をやっていた。夏の終わりころになって白色の小さな花が咲き始めた。これわと思い少し間隔を置いて植えなおした。白い花はしっかりした五弁の花となり、最近、細長い濃緑色の実がつき始めた。これが唐辛子か、ほとんど観察していなかったことを悔やんでいる。

 唐辛子はナス科の1年草で原産地は熱帯アメリカで果菜として世界中で栽培される。豊臣秀吉が朝鮮出兵の時に種を持ち帰った「こうらいごしょう」、ポルトガル人が種子を持ってきた「なんばんごしょう」の異名もある、など多くの記述がある。唐辛子といえば赤くて辛いという思いだが、種類も多く、1株に5色の実がつくので生け花や鉢植えをして鑑賞用にもなる。そして、辛みの無いものの代表がピーマンと知った。

 俳句では実が赤く辛いものが季語として詠まれ仲秋のころという。唐辛子は古くから人々の生活に関わっていたことになる。寒くなると結構熱いうどんや蕎麦に出会うことが増える。自分では出汁の味を一口確かめ、その味に見合った赤唐辛子や七味唐辛子を振りかけて食べ始める。

 プランターの唐辛子はこれからどう変化するのだろう。唐辛子が赤か青かで収穫時期が違うそうだが、苗をもらった時その区別は聞いていない。様子を見ながら楽しみながら初めての唐辛子を収穫を経験しよう。先日、知人から貰った赤唐辛子は紐に通して干した。我に似た激辛でないことを願いながら色づきを待とう。
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カーテンの洗濯

2017年10月14日 | エッセイサロン
2017年10月14日 毎日新聞「はがき随筆」掲載


 秋のよく晴れた日、我が家恒例作業の一つ、カーテンの洗濯をする。私の分担は、取り外しと洗濯後の取り付けの二つ。
 取り外しは、大した作業ではない。外した後でレールを水拭きする。
 洗濯を終えたそれは、水分を含み、取り外し時の倍くらいの重さと感じる。これをレールに取り付けるのは、両腕を上げた姿勢で行う。年々、骨が折れる作業と思う度合いが増す。
 現役の頃は家内1人でこの作業をしていたことになる。まあ、若かったが、大変だったろう。    
 気持ちよさそうに揺れるカーテンを見ながら、お茶を飲む。
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どうなる日本

2017年10月13日 | 社会 政治

 野党の臨時国会開会要求から3カ月、やっと開会と思いきや一言の審議もなく冒頭解散となった。何を恐れ手何を心配しての暴挙かは多くの報道機関が解説している。「国民の知りたいことを丁寧に説明します」という言葉を信じて待っていた国民に、その片鱗も見せないまま衆院は無意味解散をした。

 その結果、600億円という経費の掛かる「第48回衆議院議員総選挙」となった。選挙戦は今日で4日目、これから中盤戦に入る。報道各社は選挙序盤戦の情勢を調査・分析し報道している。その内容は何れも似た内容で、総括して驚くような内容ではない。ただ、まだ投票先を決めていない層が約半数あり、これらの投票行動で情勢は変わることがある、といつものように但し書きがついている。

 今回の総選挙から投票権が18歳以上となり、若い人らの投票行動が注目を浴びる。これまでも若年層投票率の低さが懸念されていたが、そろそろこうした報道から卒業しよう。そうして若い人らの次世代に引き継ごうとしている国の借財、国民一人約800万円を超えることについて意見表明をしてほしい。

 各党党首討論会や党首街頭演説で政策よりも他党批判が多く聞かれた前半戦、その中で政策も論じられた。選挙戦で論じられている政策を国会で戦わした後の総選挙なら投票率も向上し、政権獲得の場合その推進に自信が持てるだろう。とって付けたような政策にどんな審判が下るか、これからどんな日本になるのか、22日に決まる。
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マロンとチェスナット

2017年10月12日 | 生活・ニュース

 日本の秋を代表する果物といえば柿と栗だろう。今年の生り具合を尋ねると「豊作」いや「裏年」と両方の答えが返った来る。それぞれの木の育った場所による違いがあるのだろうか。最近は栗拾いもイノシシとの競争と聞いた。日を置くとイノシシの食べ残しが目につく。長い竿で枝を叩き毬のまま落とし押し開いて持ち帰る、そんな苦労で拾われた栗を今年もいただいた。

 栗はとげのある皮の中で育ったものを毬栗(いがぐり)、毬栗がはじけて実がのぞくのが笑栗(えみくり)、毬栗から落ちたものが落栗で、これを拾うのが栗拾い、こんな区分けのあることを知った。毬栗を両足で押し開いて収穫するのは何というのだろう。本来の栗拾いではイノシシの餌となり収穫の楽しみは薄くなる。

 子どものころ我が家にも栗の木が1本あった。季節になると祖父の手伝いで毬栗を押し開いて拾った懐かしい記憶がある。栗が生らなくなったある年、切り倒し製材、小さな濡れ縁に変わった。栗の木は強いので何にでも使える、そんな話を思いだし調べると、耐久・耐湿性に優れるとある。そのことを祖父はどこで知ったのだろう。

 頂いた栗は栗ご飯、茹で栗として食し、余りは皮をむき冷凍保存、折々にいただく。英語は超難関なこともあり栗はマロン、そう思い込んでいた。あるものを見ていたら、英語で栗はチェスナット、間違いの起こりはフランスの菓子マロングラッセに関わるという。マロングラッセには栃の実(マロン)が使われているがその伝来のころ日本ではマロン代わりに栗を使ったことからマロン=栗となったのでは、というお話。こんな話、ほかにあるかも。
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