日々のことを徒然に

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初めての唐辛子

2017年10月15日 | 生活・ニュース

 「空いたプランターの隅にでも挿しておいたら」と小さな細い苗を数本もらった。言われた通りに挿しておいた。とは言っても生き物、土の表面が乾くと水をやっていた。夏の終わりころになって白色の小さな花が咲き始めた。これわと思い少し間隔を置いて植えなおした。白い花はしっかりした五弁の花となり、最近、細長い濃緑色の実がつき始めた。これが唐辛子か、ほとんど観察していなかったことを悔やんでいる。

 唐辛子はナス科の1年草で原産地は熱帯アメリカで果菜として世界中で栽培される。豊臣秀吉が朝鮮出兵の時に種を持ち帰った「こうらいごしょう」、ポルトガル人が種子を持ってきた「なんばんごしょう」の異名もある、など多くの記述がある。唐辛子といえば赤くて辛いという思いだが、種類も多く、1株に5色の実がつくので生け花や鉢植えをして鑑賞用にもなる。そして、辛みの無いものの代表がピーマンと知った。

 俳句では実が赤く辛いものが季語として詠まれ仲秋のころという。唐辛子は古くから人々の生活に関わっていたことになる。寒くなると結構熱いうどんや蕎麦に出会うことが増える。自分では出汁の味を一口確かめ、その味に見合った赤唐辛子や七味唐辛子を振りかけて食べ始める。

 プランターの唐辛子はこれからどう変化するのだろう。唐辛子が赤か青かで収穫時期が違うそうだが、苗をもらった時その区別は聞いていない。様子を見ながら楽しみながら初めての唐辛子を収穫を経験しよう。先日、知人から貰った赤唐辛子は紐に通して干した。我に似た激辛でないことを願いながら色づきを待とう。
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