予報通り雨の朝、夜明け前には少し強めの雨音を聞きながら新聞を読んでいた。背中越しに聞こえるTVの声も紙面も、選挙戦が始まるというのに政策抜きで他党や団体の批判ばかりが聞こえる。政治家よもっと真面目に真剣に働けよと思いながら頁をめくる。すると、米国は北朝鮮と接触している記事、先日、安倍首相は北朝鮮には圧力だけが必要と国連で演説したばかり、内外共に頭を抱えること多しということか。
週2回、月曜日と木曜日は燃えるゴミが出せる日。集積場まで運びながら散歩やウオーキングの人と挨拶を交わすが雨の朝で無し。代わりに出会ったのは水かけ車。狭い裏通り、少し強い雨で道路表面には水膜が掛かっている、その中を猛烈なスピードで軽自動車が走りすぎた。近所では見かけないボックスカー、急ぎの理由は何であれ運転には安全や迷惑行為防止のマナーが必要。
しばらくすると小学生の登校時間になる。みんな好みの色の傘をさしレインシューズを履いて雨の日登校スタイル、晴れの日と変わらないのは元気に会話しながら表通りへ向かっていく。こんな登校風景を短いエッセイとして投稿したら佳作になったことを思い出す。登校中の元気な会話にはいつも和まされている。
予報では雨は夜まで続くという。知人から昨日稲刈りを済ませたという知らせ。自分のことの様によかったと返信したが収穫目標は達成したのだろうか。近所の方が「届きましたので」と親戚で作られたという新米を今年も持参された、その量は1升近くある。お返しは昨夕頂いた新鮮な間引き菜、「初物」と喜んでもらえた。物々交換ではないが近所との交流は生きている。