寒くなるとおでんに鍋が話題になる。最近はコンビニおでんも人気というから、試したいとは思っているがまだ経験なし。このところ野菜の値段が安く「鍋がお勧め」と映像で八百屋の笑顔が写る。天候に左右される野菜の値段、台風21号の影響はどうなのだろう。安いときにしっかり摂っておきたいが、毎日野菜という訳にもいかず、世の中そう上手くいくもではない。
ネギは関東と関西では種類や食し方など解釈に違いがあるようだが、季語としては冬となっている。日本では古くから味噌汁、納豆、雑炊、蕎麦やうどんなど麺類を食べるときの薬味の一つとしてネギは用いられ、その時は生のままを食する。わが家も世間様に見習って年中、欠かしたことがない。そのネギ、知人からよくいただく。
みみっちぃ話ですがネギの再利用をしている。それは昔というくらい前の話で、スーパーで買ったネギに細い根がついていたら、白い部分をプランターに挿し水をやる。すると新しい芽が伸び一人前のネギに育つと教わった。それを実行し喜んでいたが、いつからか細い根が切り落とされて店頭に並ぶようになった。プランターで育てるのは農家の人の邪魔をすることになる。
先日いただいたネギには立派な根がついていた。早速、プランターに挿し1週間、勢いよく育ち始めた。こうして育てたネギも、わが家は二人暮らし、食べきれずに時には近所へお裾分け出来る。「貰い物でいい顔するな」そんな声も聞こえそうだが、近所仲良しの根になっていることでお許し願うとしよう。