今日から10月。使用中手帳の月間予定一覧にはOct/神無月と英語表記が先になっている。神無月は、諸国の神々が会議のため出雲に旅立つ。各地の神が留守になるという俗説。したがって出雲の地では神有月という。幾度か聞かされたが何の会議かは聞いていない。集う神の数は「やおよろず」とも「ちょろず」ともいわれる。やおよろずは八百万、ちょうろずは千万というから出雲の地はさぞ賑わうことだろう。
昔なら衣替えの日、学生服は黒や濃紺だった。最近は自由な学校もあるようだが制服というのはある集団に属するという意識を持たせるためにはいい制度だと思う。現役時代は作業服や仕事着という感覚だった。ただ、防炎や洗濯に強いなどそれなりの工夫がされ安全に作られていた。退職し年を重ねるに従い自由気ままに、とはいうものの、あまりだらけた格好もできないと心づもりはしている。
環境省音頭で推進されているクールビズ、今年の期間は5月1日から昨日まで、今日からは原則解除される。ノータイの役所仕事スタイル、私が古いのか好感が持てないでいる。また、アロハやTシャツなどの仕事スタイルも同じ様に思う。化学プラント運転では年間を通して安全のために長袖を着用し緊張している。そんな身についた習慣からまだ抜け切れていないことに少々あきれる。
早いところではお節の注文受付開始とか。大晦日まで3カ月、何が起きるか分からない時世を思うと人様の事ではあるが早すぎないだろうか。お節に欠かせないレンコン、蓮とも呼ぶが「すそ分けです」と掘りたての品が届いた。暮れにはまた持ってきますと嬉しいひとことを添えられた。赤い羽根を付けた人を見かけた、助け合いも始まる。