日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

フユザクラ

2017年10月30日 | 自然 季節

 台風21と22号は1週間の間隔で同じ所へ同じ被害を繰り返し東に去った。東へ去りながらも北日本には寒さを呼びこむとい土産を残した。強風や大雨注意報は出たが、大した雨量にもならず、当地では台風通過という状況は感じなかった。被害の早い復旧を行政に望みたい。

 東京や大阪では木枯らし1号が吹いたという。県内も木枯らしに相当する風は吹いたが気象的には数えないとか。幸いにも瀬戸内は日差しもあり日中は歩けば汗ばむ温かい日だった。公園の木々はそれぞれの木調(?)に合わせて色好き始めている。その紅葉の先頭を切るかのような1本が白壁の内に見える。観光巡りの人らはその下で写真の撮り合いをしている。どの笑顔もいい。

 周辺の木々が秋の装いを始める季節になると吉香公園で咲き始める桜がある。それは「フユザクラ」、バラ科のこの花は公園の染井吉野が咲く来春の4月ころまでの長いあいだ咲く。そこからフユザクラという名がついたという。小さな花で華やかさはないが小ぶりな5弁の姿は周辺の紅葉と競演しているように見える。

 群馬県にはこの桜が7千本植えられ国の史跡名勝天然記念物に指定されている公演があるという。錦帯橋周囲の染井吉野が3千本というからとてつもない公園だろう。吉香公園でもその数を増やせば、紅葉とのコラボレーションを楽しむことができる。そんな空想を描きながら写真を整理した。
コメント
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