チラシや紙面、映像でもとにかく健康商品に関するCMは多い。読むだけではその効果は判然としないが動画で見せられると「素晴らしい」と感じるが、感じるだけでこれに釣られて購入したことはまだ無い。予防にも治療にもCMほど効果のあるものが医薬品にならないのか、といつも思う。ある時、医師と話をしながら、その疑問を質した。その答えは「・・・」とただ笑うだけで終わった。
もし、使用しなかったら症状を悪化させる恐れがあるようにCMは上手く制作されている。その使用法も飲む貼る塗るなどは医者の処方で出る薬と同じ、違いは医者が係わっているのかいないのかだけ。ドラッグストアでは白衣を着た人から説明を受けている姿を見かける。ネット購入はどんな安全対策があるのか、購入経験がないので分からない。
拡販策だろう超大幅な値引きかと思う販売PRもある。ドラッグストアで見かけるのはドリンクの強壮剤、差し出す瓶を断って受け取らないと「どうしてか」としつこく聞く売り子さんもいる。その職務遂行姿勢は誉められるが、受け取る側にもそうした商品の好き嫌いはある。
そんなドリンク剤がケースに行儀よく並んでいる。各商品には値段と短いが気を引く効能が書き込んである。あの小さな1本を飲むと、元気百倍、風邪も治る、疲れも吹っ飛ぶ、医者いらずの社会が出現しそうだ。こんな不信感を抱くのは人間が小さい証拠だろう。断っておきますが、医者の親戚縁故はありません。
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