日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

正しい無線操縦を

2015年04月23日 | 生活・ニュース


 こともあろうに首相官邸の屋上に小型無人機「ドローン」が降下されていた。官邸からそれほど遠くない場所から無線操作されたという。ドローンの用途は民生用に威力を発揮すると大きな期待が持たれている。一方で、犯罪に用いられる危惧は早くから指摘されていた。ドローンへのカメラ積載には驚かないが、放射性物質も検出され降って沸いたでは済まされないことだ。早期の解決を図ってほしい。

 知人が模型の水上機を飛行させるので山中の湖に同行したことがある。綿密な計画と愛着を注いだ手作りのそれが滑水し上昇、飛行して着水し操縦者の足下に戻ってくる。一連の繰り返しには単なる趣味や遊びでなくより高度な飛行を模索する姿を感じた。

 河川敷広場で模型ヘリコプターを操縦している人と話したことがある。その人は退職して始めたヘリだが、風の読みが出来ず苦労していると笑っていた。遊歩道を歩いていると爆音のような大きな音がする。川沿いの雑草を刈る草刈機かと思っていたら、緑の船体が旋回している。これも無線操縦で動く。長さは80センチほど、聞くと時速90キロの能力があるという。水しぶきを上げて走るそれはエンジン音も含め模型の域を超えた迫力がある。

 身近に、無線操縦されて飛んだり走ったりするおもちゃを通りこした商品が多数ある。商品自体に責任も罪もないのに、これが正しい使い道をそれた時に悲しい事象が起きる。先の自転車で帰宅中の男性の足を貫通したボウガンもしかりだ。悪意を込めた無線操縦はほんのひと握りだろう。無線機を操作しながら船を目で追い、その傾き具合などを仲間と話し合っている姿をみながら思った。

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