岩国エッセイサロンの1月例会は「同人誌 花水木」の発行日。前年1年間に、会員の新聞掲載された全編が載せてある。ある、というのは集稿から編集、印刷の手配に納本まですべて代表一人の手によっているからで、、代表に感謝するしかないことから断って書いた。
今回は第8号、8年目の活動がまとめられた。掲載作品は104編、うち、毎日新聞の「はがき随筆」が72編と最多となっている。昨年のはがき随筆の全掲載数は663編だから当同好会がその1割余を占めた。会員のはがき随筆に採用されたい、載りたいという高い挑戦意欲が掲載数に連なっている、と思う。
本の形になった作品を読み返してみると、新聞紙面で喜んだとは違った趣を感じる。それは内容も字数も変わっていないのに作品然としているからだろう。特に飾ってあるわけではないが、本という体裁がそうさせているようだ。手前みそだが、ブログの1年分を印刷し製本したときも感じている。
エッセイサロンに入会して7年半。例会で、ほめられたり、初歩的な修正を何度も教わったり、表現についての質問に答えられず立ち往生したりと、まだまだ修練を積み重ねなければと感じる。しかし、例会が楽しみの間は当分続きそうだ。自分の作品を多くに人に読んでもらいたい、そんな大それた希望をもって楽しく投稿を続ける。
今年も頑張りましょう。