日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

初雪の日

2014年01月19日 | 自然 季節


 長居する寒波、日本海一杯に広がる大陸からの筋雲が山陰から日本海側の北陸・東北・北海道を何日も連続して襲う。瀬戸内では見ることも想像もつかない積雪、それとの戦いを映像で見る。センター試験にも影響が出ている。受験生の動揺の少ないことを祈る。

 市内北部の方のブログには何度か雪景色が載っていた。今朝、5時ころ新聞を取りに出る。ドアを開けると冷たい風と一緒にブロックの上に積もった雪が目に入る。わずかでも雪は雪、予報が当たった。晴れた空には十八夜の月が夜明け前の空に冴えている。今、月は地球周回の楕円軌道の最も遠い位置にあるとか。それで少し小さく見えるというが、そういえば小さいのかも。

 海抜200メートルにある岩国城、それを取り囲む樹々は、吉川広家の入国以来350年以上も斧を入れぬまま原始林化した。それらの樹も初雪に薄化粧し、麓の錦帯橋や城下町を見下ろしている。この常緑広葉樹の根元に暮らす小動物たちは今年の寒さをどうしのいでいるのだろう。そういえば、城山の麓の公園にノラとして住まわされているネコの姿を見かけなかった。

 車庫の屋根の雪は日の出からしばらくすると日の当たる側から溶け始める。小さな屋根の上にも自然の節理は生きている。昨夜見た、身長ほども積もった屋根の雪下ろし映像を思いだし、日ごろあまり意識しない瀬戸内の温暖な気候を思い知り感謝する。
 

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まだまだ続ける | トップ | 高さ1.8メートル »

コメントを投稿

自然 季節」カテゴリの最新記事