その昔になるが古老から聞いた話。暑さが尋常でないない夏はあのいやな蚊が少ないという。科学的根拠があってか否かは知らないが、昔の話しゆえ経験から言えるのだろう。そのころは蚊帳や蚊取り線香、乾かしたミカンの皮を燻ぶらせて刺されないようにしたのだろう、と思う。
最近は吊り下げるだけで虫が来ない、そんなCMに誘われ何個か軒下や入り口に使ってみた。我が家ではCMほどの効果を感じなかった。数年前「蚊っとばし」という「静電気を利用して虫を簡単に退治できる画期的な商品」を知人のブログで知り購入した。形はテニスラケットそっくり、ガットは3層で中心に金属ネットが張ってある。グリップのボタンを押すと通電し蚊をとらえる。これは確かな手ごたえがあった。
猛烈な暑さになる前、噴霧型の殺虫剤は避けてみようと旧来の渦巻型の蚊取り線香を玄関前で使ってみた。すると、どこからやって来るのか門扉あたりを飛び交っていた蚊が2、3日したら大幅に減、そのうち姿を見せなくなった。しばらく続けるとすっかり現れなくなり、家の周囲からも遠ざかった。ここ2週間ほどは蚊取り線香の使用なしだが蚊は来ない。
古老の話しの猛烈な暑さで蚊が来ないのか、蚊取り線香の効果で来なくなったのか、どちらか分からないが、「蚊っとばし」はいつでも使用できるように備えていたが今年は出番がなかった。大の人間が熱中症に罹る暑さ、ぶんぶんという虫なので「蚊」という字になったというが、虫らは熱中症には罹らないのだろうか。
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