「少年易老学難成 一寸光陰不可軽」(少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず)は若い頃聞かされた勧学の名詩。柔らかい頭を持つ若いときにこそ、寸暇を惜しんで学問に励めと教えられた。
「僕の頭は叩いたらゴツンと音がします。硬いから学んでも無理です」と笑わせたクラスメートがいた。「きょとん」としていた教師に2度目の笑いが起きた。
人は一生涯学ぶものだ、高齢化をいいことにあちらの団体こちらの自治体などが趣味やボランティア活動などへの誘いを毎日のように目にする。中には高額の金品を必要と思わせる内容もある。高齢者を惑わすものも多いという、充分に気をつけよう。
そんな心配の一切ない月1度の学習会がある。場所は市内のバラ公園。植栽された本物のバラを教材に剪定したりベッドを作ったり。雨が訪ねてくると側の東屋で座学が始まる。勉強会のほかに毎週土曜日にはバラの手入れをされている。
主宰者は「バラは生涯の恋人」という家庭の主婦Sさん。自宅の庭はバラバラバラ、バラの根を踏まないことには玄関へたどり着けない。そんなSさんがパソコンを駆使した自作の資料を使いながらボランティアでバラの勉強会を開いている。
「25人のバラ姫」(主宰者の呼称)が今日も東屋で学習会。Sさんの説明にペンを走らせ質問をする。時おり吹き抜ける冷たい初春の風をものともせず、一見母親役は務め終えたような皆さんの真剣さは学校の教室以上ではなかろうか。
5月には素晴らしいバラが見られるでしょう、いや見られます。吉香公園へお越しください。風にゆれる紅梅は勉強会へエールをおくっているように思えた。
(写真:バラの向こうで勉強会、ブログ掲載の了解を得ていませんのでお姿は遠景)
tatu_no_koさん推薦のバラ園、大輪の花を咲かせて皆さんを楽しませることでしょう。
噂のバラ姫勢いかがでしたでしょうか?
いつも楽しいトークの勉強会です
今日のバラの名前は「ジュビレ・デュ・ブランス・ドゥ・モナコ」読むだけでも舌をかみそうな・・・でもフランス語気取りで・・・結局覚えたのはモナコだけな~んてケセラセラなんです
春に向けて芽吹き始めました
きれいな花をつけてねと声かけしています
訪問ありがとうございます。
春雨もバラ姫達の思いを汲んで上がってくれました。
ほぼ剪定も終わり5月のバラに向けて出発です。
幸せすぎて・・・。
みんなアップにたえますので次回はよろしく。
次回はアップでアップさせてもらいましょう。