海の日があるから山の日があっても可笑しくはない。この両者は祝日になっているからよく知られている。海の日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という趣旨で7月第3月曜日でハッピーマンデイ、 山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨で8月11日、「盆休み」と連続となり、連休となりやすいための制定と言われる。要は休め休め祝日だ。
じゃあ、海の日山の日があって川の日は無いのか、いやある。7月7日が川の日と1996年に国交省が制定しているが祝日になっていない。七夕伝説の天の川と7月が河川愛護月間であること、水に親しみやすい月ということから制定という。山、川、海は一体に感じる、是非祝日にして欲しい。
山の日、と言っても特別に思い出す山は無く、子供のころに父に「山に行くぞ」と焚き木取りに数えられないくらい急で細い坂道をのぼったことくらい。高い山と言えば韓国岳(からくにだけ)、高校の修学旅行で希望者だけが登った。見おろした大浪池の印象は今も瞼の奥にある。三倉岳にはチャンスを逃し登れなかったことを今も残念に思っている。
今日、4回目のワクチン接種が済んだ。山の日は祝日で休日だろうが、近くの病院は一般診療は休診だがワクチン接種は行われた。指定された時間に行くとサッと終わった。スッタフの数も半端じゃなかった。接種は高齢者ばかりだ。院外へ出ると向かいの山の緑が目に染みた。
(今日の575) ワクチンに頼るしかない感染症