日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

核兵器を無くす

2022年08月09日 | 社会 政治


 6日の広島に続いて今日は長崎で原爆被害者慰霊と平和祈念式典が行われた。テントは張られているが炎天下の式典、エアコンを掛けた部屋で中継を見るのは不真面目に思えるが、心は参加者と同じ気持ちで繋がっていると思う。市長、被爆者代表、総理大臣、国連事務総長、県知事の挨拶を聞いた。市長の平和宣言、被爆者代表の挨拶は平和と核兵器廃絶に向けた取り組みの内容は具体的で、政治がすぐに取り入れるべきだと思った。

 総理の挨拶内容は、広島の式場と大きな差はなかったように思う。広島ではなかったNPT大会へ日本の総理として初めて参加し平和を訴えたとあった。しかし、ほかの皆さんは核兵器非拡散防止でなく核兵器廃絶を求め、こちらの会議にも日本が参加することを求めており、足並みはそろわなかった。

 式場の青銅製の平和祈念像は、悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと、世界平和への願いを込めてつくられた平和公園に建つ。この像を神の愛と仏の慈悲を象徴とし、天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という想いが込められているという。

 この公園に始めて来たのは1958(昭和33)年に高校の修学旅行だった。大きな像に平和の重さを感じたながら見上げた。2回目は課内旅行だった。この時は像近くで催しがあり遠くから眺め、同僚の一人の発生で黙祷をした。核を使えば世界が滅びる、為政者もそうでない者もみんな分かっているはずだが。

 (今日の575) 本当の平和きずけぬ核兵器
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