日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

台風崩れから

2022年08月04日 | 自然 季節
 

 東北や北陸地方は線状降水帯、大雨特別警報などが頻発し、各地で大きな被害が発生している。被災された皆さんにお見舞い申し上げます。上空から撮られた河川や水没した住宅地域、見えなくなった稲田など梅雨の終わった今も発生する被害に胸が痛む。3年ぶり移動規制の無い夏休みで盆前、子や孫の帰省を待つ人も多かろうが、どうなるのだろう。

 今回の豪雨は台風6号に由来することを気象予報士の解説で知った。これを聞いて「台風崩れ」」という言葉を思い出した。·台風としての勢力は衰えたが、6号は東シナ海から日本海を東進、北陸に至った。台風は温かい空気だが勢力が落ち熱低になっても、これが冷たい空気と接すると勢力を増すという。〇〇くずれ、と人の世界でも使うことがあるが、自然からまねたのだろうか。

 わが街、我が県は4日連続の熱中症警戒アラートが出ていて列島の長さを感じる。ある施設でコロナ感染対策で入館するに自動検温器で体温を測定する。私の前の女性が36度8分の測定値に驚いた様子で「ふつうは36度ちょっと」と不信顔。「暑いなか歩いてこられたからでしょう」と声掛けするとほっとされた。暑さとコロナ、みんな神経質になっている。

 暑さもコロナも関係なく葉陰で姿を見せず鳴いているのはセミ。ひと際大きな鳴き声はクマセミ、盛夏にはこの鳴き声が気に入っている。市内の最高気温は35.7度、連続の猛暑日だ。北の地方の雨に比べればしのぎやすい。前線が速足で南下することを願う。

 (今日の575) 濁流を掃きだす人の顔の汗
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