月2回の陶芸教室、海抜500㍍に在る県の施設で創作を楽しんでいる。施設へは送迎用のバスに揺られ、安心ししゃべったり四季の移ろいを感じたりと、後期高齢者の多いメンバー全員が元気に参加している。施設までは海岸沿いの国土から県道150号線に入り約6㌔くねくねした坂道を上り下りする。現在拡幅工事が進んでおり完成を楽しみにしている。
そんな150号線が現在、全面通行止めになっている。原因は昨年7月に発生した大規模な法面崩落で現在は復旧工事中で仕方ない。今年の年末頃に車両通行ができるかも、という見通しになっている。そのため迂回路が設定されている。住居地域を外れると150号線より幅員は狭く、150号線以上にカーブは多く、うっそうとした樹林に挟まれた道を進む。
初めての人は施設のHPで道路状況等の確認が必要です。施設の職員さんは迂回路の落ち葉除去、排雪や凍結防止剤の散布、道路をふさぐ折れた枝の撤去、標識の整備、除草など業務以外で利用者の安全に配慮されている。そんなこともありバスは快適に運行される。もちろんドライバーさんの運転操作も加わってのことだが。
この迂回路の路線表示は見ていないが施設では林道と表示されている。、山頂まで舗装されており、県道の復旧工事が終われば通行量は落ちるだろから、森林浴に歩いてみるのもよさそうだ。ただ勾配は急で約6㌔強、それなりの準備や支度が必要だろう。そうすると施設を訪れる人も増えるのではなかろうか。車窓から樹林を眺めながら思いついた。