日々のことを徒然に

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如月と立春

2021年02月03日 | 自然 季節

 2月は陰暦で「如月(きさらぎ)」と思い込んでいた。ところが、辞書によって解釈が違っているという書き込み、手持ちの辞書で比べてみた。広辞苑「(『生更ぎ』の意。草木の更生することをいう。着物をさらに重ね着るとするは誤り)2月の異称 きぬさらぎ」。

 明鏡国語辞典「陰暦二月の別称。転用して太陽暦の二月にもいう。生更着(きさらぎ)すなわち『寒いので衣を更に重ねて着る』意という。新明解国語辞典「(陰暦)二月の異称、〔衣更着、すなわち寒さがきびしく、重ね着をする意から〕。2月の異称は共通するが、重ね着については異なる。私には判断できる力はないが、今まさに入試シーズン、受験生は困らぬか。

 124年ぶりの節分の日が過ぎ今日から春に。公園の梅の花、緊急事態宣言の影響ではなかろうが、花開いている木もあるが、梅が綺麗という見ごろにはまだ時間が要りそうだ。公園はがらんとしていて梅観る人、観光に来た人、散策する人、写真を撮る人は見えない。店も閉まっている。

 暦では立春、何か春はないだろうか、そんなことを思いながら歩く。堀で数十羽のカモが群れているほかは静かな公園。あきらめかけたころ、若木で背の低い桜の木にしっかりした芽がついているのに気づいた。開花までにはまだ6、7週間はかかるだろう。その開花には昼と夜の温度差も必要という。昼前に低温注意報が発表され開花へはいい環境のようだ。今年は花見ができるのだろうか、気になる。
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