日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

川鵜の仕業

2010年01月27日 | 地域
               

遠くから眺めると白いスプレーを吹き付けたようにも見える川沿いの樹木。なにか人が悪戯したようにも見えるがそうではない。そこは川鵜がねぐらにする竹林で、白い汚れは糞害の証なのだ。

1度、彼らが集団で漁をするところを見た。長い時間水中に潜り魚を追い続ける様子は、川魚がいなくなるのではと思わせるほどすさまじいものだ。アユなど餌になる川魚に同情した。

川鵜は夏場は海を中心に活動、それを過ぎると陸地の河川にその場所を移すという。V字形に並んでねぐらへ飛び帰る群れを見たことがある。同じ黒色でもカラスより優雅に見え、その姿は川魚の天敵には見えない。すべてが上手く共生するのはどの世界でも難しそうだ。

(写真:川鵜の糞害で白くなったねぐらの竹林)
コメント (8)
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