日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

寅年の夜明け

2010年01月01日 | 生活・ニュース
               

除夜会、本堂で讃仏偈を唱える。続いて煩悩についての短い法話。本堂の外は足元を照らす小さな明かりに小雪がからまっている。鐘楼の3段ほどの石段を上がって鐘をつく。鐘の鈍い響きの振動が身体に伝わり邪気を冷気の中へ押し出す。接待の暖かい善哉の甘さに温もる。

神社へ初詣。例年より参拝の人が多い。今年は尺八の静かな調べが奉納されている。新春の願いを終えた人は接待の甘酒を頂きながら焚き火の周りで静かに聞入る。小高いところにあるこの神社にも小雪が舞う。いつにない雰囲気のある初詣だった。

早朝ウオーク。期待した月蝕は厚い雲に遮られ次の6月26日を待つことになった。私はこんな年明けでした。

明けましておめでとうございます。
みなさまおそろいでよい新年をお迎えのことと思います。
本年も宜しくお願いいたします。

昔は70年生きる人は稀であったことからその歳を古希(稀)と呼び、長寿の祝いをしたという。今は元気なら働けとも言われる歳。その歳に遭遇する今年、ひとつ確かな何か、手応えのあることをしたい。賀状を繰り、したためられた一筆を読みながら、そんなことを思った。

ブログ4年目。稚拙な内容ですが今年もお立ち寄りを宜しくお願いします。

(写真:わが家の正月飾り)
コメント (12)
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