日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

富来老が来た

2010年01月20日 | 生活・ニュース
               

寒中、暦の上では節分までは寒さが続く。こんなある日、身の丈30センチくらいのフクロウが玄関先に来た。フクロウに付いてほとんど知識がない。そこで便利なネット検索に頼る。

「フクロウの祖先はおよそ1億年前、生存競争の激しい昼の世界から夜の世界へと移り住むようになり、それにともない体はきわめて特殊な進化をとげた。

目は暗い林の中でもよく見え、聴覚も大変すぐれ、高い音源定位能力をもっており、聴力だけで獲物をしとめる。翼にはすぐれた消音機能があり、暗闇の中を獲物たちに気づかれることなく飛ぶことができ、この消音のしくみは新幹線にも応用されている」と、素人にも分かり易い解説に出会った。

フクロウは縁起が良いという。これもネットで調べると、何れも語呂合わせからきていることが分かる。不苦労=苦労しない、難を免れる、福 籠、福来郎=福を呼ぶ、福 老、富来老=豊かに年をとる、福 路=旅の安全、人生の幸せ、などどれもその意味は人を喜ばせる。

石で造られたフクロウ、重さは腰痛に気をつけながら持ち上げるほどどっしりとしている。しかし、シンプルに刻まれた線と、大きくくぼんだ目の真ん中にある優しい黒石の瞳を見ていると、縁起物だと自然に感じさせる。これからは「福来老」と呼んで大事にしよう。

(写真:やって来た福来老さん)
コメント (4)
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