日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

同人誌「花水木」2号

2008年01月18日 | エッセイサロン


エッセイサロンの同人誌「花水木」第2号が出版された。どんな新刊書にも勝るインクの匂いがする。花水木は、昨年1年の間に新聞掲載された会員のエッセイを収録した、結成2年目の会員の活動の足跡である。

前書きによると、昨年の創刊号に比べ掲載数・ページ数共に1.5倍に増え随分厚いものっとなった。特記は宇野千代生誕110周年記念エッセイコンクール「幸福の言葉」PARTⅡで一席となった会員の作品も掲載された。

入会して1年余、毎月の例会へは欠かさず出席している。会員とそうでない方の作品も読み合わせ感想を述べ合うなかで、スキルアップに連なりことを自分から掴んでいく、考えてみれば難しい例会かも知れない。が会合は実になごやかに進む。

エッセイサロン代表のOさんは、年末の紅白歌合戦をBGMにして最後の編纂をされ、予定日通りの出版となった。そんなことを思いながらめくる。昨年投稿し掲載された自作は7編。本として読み直すと年甲斐もなく感が高ぶる。

エッセイについて「まえがき」で次のように述べている。この姿勢は単にエッセイを書くことだけでなくこれからの日々にも通じる。

「エッセイを書くということは、単に文章を書くということではなく、人・もの・自然・社会を丁寧に見て感じることである。言い換えれば、充実して生きることだとも言える。生きる年数を重ねても、なお感性を鋭くして、感じたこと・思うことを鋭く切り取り、これからも良いエッセイを創作していきたい」

今日の例会、会員の一言決意は意気高く、3号への歩みは始まっていた。

(写真:読む前の花水木2号)
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする