日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

たすき

2008年01月03日 | 生活・ニュース


襷掛け(たすきがけ)といえば「きびきびと働く」姿を思い浮かべる。年末、この装いで忙しくされた方も多かっただろう。それだけに明けくる新年は格別なのかも知れない。でも襷がけの姿は時代劇の世界だけになった。

最近の三が日の日本の風景はこの「襷」に明け暮れる。
襷には幾つかの意味がある。その1つに「細長い布を輪条にして、一方の肩から他方の腰へ斜めにかけるもの」とし「「次の走者に襷を渡す」という例文もある(広辞苑)。

何も付け加えることはない、これだけで駅伝が思い浮かぶ。駅伝は「駅伝競走の略」と説明してある。これの説明は「長距離のリレーレース。数人でチームをつくり、各人が所定の区間を走り、着順または総所要時間によって勝敗を決める」(同)。

全国実業団と箱根の駅伝大会。劇場とは異なった瞬間の生の競演が見られる。時には過酷に時には爽やかにと、間断なく見られる。今年の箱根、棄権が複数チームあった。後輩の奮起を期待する。

孫と過ごした年の初め、仏壇の前で毎日手を合わせる孫の姿をみて、親から子、子から孫と目には見えない襷で家族は繋がり伝えらそして続くことを改めて思った。

ゆっくりでもいい、これからの毎日を充実させ確かに渡せる襷にしておきたい。

(写真:箱根駅伝優勝のゴール)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする