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孫との会話。
「おじいちゃん私は何になりたいか知ってる」「なんだろう」
「いくつかあるの、・・・その1つは俳優」「・・・俳優」
「おかしい」「いや・・・、どんな俳優さん」
「Fさんのような俳優」「その人は男優さんだろ」
「あんな俳優さんになりたい」「渋い演技の俳優・・・、それはすごい」
「なれるかね」「今、しっかり勉強していろいろな知識を備えたらなれるかも」
ちゃらちゃらした俳優さんが目標でなくてホットしたのは正直な気持ち。Fさんは主役でなく本格的な助演的役者。本当の演技力が備わっていないと演じられないと画面から感じている。
写真を撮るとき「そんな顔では俳優になれない」と息子「今はいいの」と孫。俳優希望の話しは親子の会話にもなっているのらしい。さてさて喜ぶのか悩むのか、爺の心境は複雑。
「俳優にならなくても家庭料理を作って喜ぶ平凡なお母さんでいいんだよ」、新幹線の乗車前「おばあちゃん長いことありがとうね」と挨拶する孫の顔を見ながら心でつぶやいた。車内から「ありがとう」の手話を残して帰っていった。
(写真:夕食の野菜を準備する孫の手元)