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☆高田崇史「QED 竹取伝説」感想

2007年01月14日 01時24分17秒 | 文学
QED 竹取伝説高田崇史の「QED 竹取伝説」を図書館で借りて読んだ。
話の内容は「QED 式の密室」の続き。まあこれだけでも読めると思うが。
今回はまあまあ、という感じでしょうか。「QED 式の密室」と基本的には同じ話であるし。
「古事記」を読もうかな、と思った。
「竹取物語」よりも出雲大社の話に重きを置かれているように感じた。出雲大社が結構デカかったという話は以前にもどこかで聞いた気がする。どこだったか思い出せない。
「竹取物語」の作者があの人だという話もどこかで聞いた気がするが、これは気のせいかもしれない。

断定はできないが、「憮然(ぶせん)」という言葉を作者が間違って使っているのではないかという気がして仕方がない。憮然とはしょんぼりしていることだと思うが、どうもそうじゃないときに使っている気がする。

物語の最後に、伊勢神宮について出てきて、いつかきちんと取り上げたいというようなことを言っているが、楽しみだ。まだ今現在刊行中のものには取り上げられてないようだ。

そういえば、今回、主人公の崇が禁煙したがどういう意味があるのだろうか。単に作者が禁煙したからとかそのような理由か。
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