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☆福沢諭吉「学問のすすめ」現代語訳

2008年12月20日 22時36分00秒 | 文学
福沢諭吉「学問のすすめ」―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫)福沢諭吉の「学問のすすめ」の現代語訳(ビギナーズ日本の思想、角川ソフィア文庫)を読んだ。
現代語訳じゃなく原文でも読めないことはないのだろうが、原文で最後まで読み通す自信がなかった。
「学問のすすめ」は題名の印象で、とにかく一生懸命勉強しなさいと寺子屋方式に勧められる本なのかと恐れていたが、そのようなことはなかった。
たいへん良い本だった。
福沢諭吉はいま日本で最も言うべきなのにほとんど誰も言わないことを言っている。他人を怨むのはいけない、だとか、独立すべき、だとか、物を欲しがり出すときりがない、だとか、ほんとうに良いこと言ってる。
孟子や孔子といえども言っていることが間違ってたら容赦しないところも気持ちが良い。
というわけで僕は一気に福沢諭吉好きになってしまったのでありました。

のど元過ぎれば熱さを忘れるで、試験勉強はものすごく嫌だったはずなのに、次回また何か別の資格試験を受けてみようかという気分になっている。試験勉強もそんなに嫌じゃなかったような気もしてくる。恐ろしいものだ。
試験勉強は面倒で仕方がないのだが、受かるとものすごく嬉しいのだ。
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