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☆試験結果

2008年12月17日 23時56分17秒 | 勉強
10月に受けた資格試験(プロジェクトマネージャ試験)になんと合格していた。
驚いた。
やはり世の中の大半の試験は、まともに試験勉強をして受けに来ている人が本当は極めて少ない、という思いを新たにする。
受かってしまえば何とでも言えるのだ。
わっはっは。わっはっは。
手がつりそうになりながら、そして試験後に右手人差し指に水膨れができながら、力と念を込めて論文を書いて良かった。字数が足りないかと思ってたいへん焦って書いた。不安だったので自己採点もしていない。
本当に受からないと思ってたんだけどなあ。
論文が書けたのは、これまで小林秀雄先生と夏目漱石先生と太宰治先生のご著書にふれてきたおかげなのだろうな。
と思って、「小林秀雄全作品」を買い揃えることにする。
自分へのご褒美なのです。
ご褒美といえば、誕生日もあったし今回の合格のお祝いもあったしで、ケーキをよく食べている。近々クリスマスもあるのでまたケーキを食べることになる。
ま、それもいいか。

福沢諭吉の「学問のすすめ」の三編に「独立」ということが出てきて非常に共感する。
よく、「頑張って自分で考えてやりなさい」という年配のひとはいるのだが、「やりなさい」と言っているそのやり方はある程度想定しているものだ。そこまで相手(若者)に任せている人はなかなかいない。
で、やり方が自分の想定外であると「あなたのように賢い人がどうしてそんなことをするのだ」と言う。まったく賢いなんて思ってないのだ。自分の想定内の動きをすべきだと考えている。
つまり、「選挙に行って誰がいいかを自分で選びなさい」と言う人はいるのだが、「そもそも俺は選挙に行くかどうかから自分で決めたいのだ」と主張したいのです。そんなことを僕は昔っから思っている。
辞退の仕方しか報道されない裁判員制度だが、行くか行かないかを相談しないと決められないようなひとが、そもそも裁判で何事かを決められるのだろうか、無理なんじゃないか、とよく考える。
いろいろ考えさせることがあり、「学問のすすめ」はなかなかいい本だ。
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