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☆吉川英治「三国志」第二巻

2008年11月08日 10時11分19秒 | 文学
三国志 2 新装版 (2) (講談社文庫 よ 1-24)吉川英治の「三国志」の第二巻を読んだ。
後半は、関羽の話が中心だった。
曹操に捕まった関羽がずっと劉備のことを想い続ける。関羽が好きな人はおそらくこの辺が好きなんだろうと思った。僕も好きになった。
呂布の乗っていた馬、赤兎馬を曹操からもらう。
すごいアイテムをすごい人が持ったらどうなるんだろうというわくわくする感じは、マンガやゲームに通じる。あまり思い出せなくて、いい例が思い浮かばないが、例えば「聖闘士星矢」で強い人物が強い聖衣(クロス)を手に入れたときとか、「キン肉マン」で腕の骨の折れたキン肉マンにバッファローマンの角から作った骨を移植するとか、そんなようなことに(少なくとも僕は)興奮してたなあ。
そう言えば、張飛はどこに行ったんだろう?
第三巻では、やっと孔明が出てくるようなので楽しみ。「三国志」の話はほとんど知らないのだけれど、孔明が賢いということだけは知っている。

昨夜テレビドラマの「流星の絆」を見ていて、やっとこのドラマの見方が分かったような気がした。
このドラマは物語と物語のニアミスみたいなものを描こうとしてるんじゃないかなあ。同じ宮藤官九郎が脚本を書いた「木更津キャッツアイ」を見ても思うのだが、タランティーノ的な話が好きな人なんだろうなあ。
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