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☆コレクションあるいはセレクション

2008年11月12日 23時29分53秒 | 文学
「久米宏のテレビってヤツは!?」を先週に続き今週も見た。やっぱり姜尚中が出ていた。
最近テレビ視聴時間が多くなっている気がする。
先週は小室哲哉、今週は筑紫哲也の話題に興味があって見てしまった。(来週は何テツヤだ)
先週、小室哲哉についてはちょっとしか触れられなくて騙された気がしたが、今週は筑紫哲也についてきちんと語っていた。
安住紳一郎とビートたけしのやっている番組よりは安心して見られる。

昨日は筆の勢いで「カフカを読むなら池内紀訳で読もう」と書いたのだが、冷静になって調べてみると、ちくま文庫の「カフカ・セレクション」のほうが白水社の「カフカ・コレクション」よりもお求めやすいお値段であることを知る。ちくま文庫のセレクションに入っていないのは長編だけなのだろうから、「城」「失踪者(アメリカ)」「審判」をコレクションで買えばいいということか。そのうち長編の新訳もどこかから出るかもしれないし。などと考える。
しかし、カフカの長編は「城」と「審判」を数年前に読んだのだが、ほんとうに退屈だった記憶しかない。
あまりカフカは向いていないのかも、と思う。
カフカを読むよりも、いまは吉川英治と司馬遼太郎と夏目漱石と福沢諭吉を読みたいと思っているので、カフカの順番はなかなか来ないのである。読みたいもののリストを見ても分かるように、いま僕が求めているのはカフカ的な世界じゃないんだろう。
どこかで「カフカだけに可もなく不可もなし」と言いたかったのだが、使うところがなかったので、最後に書き添えておく。
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