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☆「失われた時を求めて」メモ32

2008年03月24日 00時39分12秒 | 文学
プルースト「失われた時を求めて」6巻236ページまで。

・ステルマリア夫人ともブーローニュの森で一緒に食事、の予定だったがドタキャンされる。
断られるとそこから考えを切り替えることができない。
・サン=ルーとレストランに行くが、語り手が先に入りサン=ルーを待っていると店の主人にぞんざいに扱われる。
サン=ルーがやってくると店の主人はころっと態度が変わりそれまでも丁寧に扱っていたかのように語り手に思わせようとする。
貴族の力は偉大だ。
・サン=ルーの貴族らしい高貴さは身体の動きのひとつひとつに表れている。
サン=ルーの描写を読むと「のだめカンタービレ」の千秋を想像するようになってしまっている。いかんなあ、影響を受けすぎている。
・サン=ルーとフォワ大公、それとあとふたりの美男を合わせて、四人のジゴロと呼ばれているらしい。彼らは同性愛者と言われている。
ということはサン=ルーもそうなのかなあ。ここのところは曖昧に、どちらともとれるように書かれている。そのうちはっきりするだろう。
・ゲルマント公爵夫人のサロンに行った帰りにシャルリュスのところに行くことをサン=ルーに約束させられてしまう。
・ゲルマント公爵家でとうとうエルスチールの絵を拝見。
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