養老孟司と池田清彦の対談「ほんとうの環境問題」(新潮社)に多少興味を持ったが買うほどではないので、この二人の著者の本を図書館で借りる。
養老孟司は「バカの壁」(新潮新書)を読んだ。知らない人の本を読むときはど真ん中の代表作を読むべきだと思っているので。
わりと難しい内容だと思ったけれど、なんでこの本があんなにたくさん売れたのかよくわからない。たぶんタイトルに惹かれたんだろう。
思いつくままに語った本だった。
養老孟司の本は、自分で買ってまで読もうとは思わないし、図書館で借りて読もうともあまり思わないが、どこかの待合室でたまたま読んだ雑誌に載っていたら読んでもいいかな。読んで嫌な気持ちになるような種類の本ではない。
池田清彦は「環境問題のウソ」(ちくまプリマー新書)を借りた。
この本は読めなかった。わりと本は読む方だが、あらゆる種類の本が読めるわけではない。
数字のたくさん書いてある本で、何かを証明しようとしている本はほんとうに読めない。車の走行距離とかパソコンの容量とか数字に関することにまったく興味がない。たぶん僕にはなにか欠陥があるのだ。それと証明なんかどうとでもできるのだろうと思っているので読めない。
たぶんきちんと読んだところで、「環境問題はウソなんだな」ということくらいしか僕にはわからないだろう。タイトルを読んだ以上のことは何もつかめない。
しかしまあ、環境問題はウソかもしれないな、くらいの気持ちは持っておいた方がよいように思う。
大学生になってひとり暮らしを始めたときに、みんながきちんとゴミを分別して捨てているかを厳しくチェックしていた近所のおばさんがいて、環境問題をあまりに真剣に考えすぎるとあのようになってしまうのだと思う。
正義のためには人を傷つけてもいい、という感覚にどうしても行ってしまう。
どちらも著者の本も僕にとっていま緊急に読まないといけないものではないかな。
養老孟司は「バカの壁」(新潮新書)を読んだ。知らない人の本を読むときはど真ん中の代表作を読むべきだと思っているので。
わりと難しい内容だと思ったけれど、なんでこの本があんなにたくさん売れたのかよくわからない。たぶんタイトルに惹かれたんだろう。
思いつくままに語った本だった。
養老孟司の本は、自分で買ってまで読もうとは思わないし、図書館で借りて読もうともあまり思わないが、どこかの待合室でたまたま読んだ雑誌に載っていたら読んでもいいかな。読んで嫌な気持ちになるような種類の本ではない。
池田清彦は「環境問題のウソ」(ちくまプリマー新書)を借りた。
この本は読めなかった。わりと本は読む方だが、あらゆる種類の本が読めるわけではない。
数字のたくさん書いてある本で、何かを証明しようとしている本はほんとうに読めない。車の走行距離とかパソコンの容量とか数字に関することにまったく興味がない。たぶん僕にはなにか欠陥があるのだ。それと証明なんかどうとでもできるのだろうと思っているので読めない。
たぶんきちんと読んだところで、「環境問題はウソなんだな」ということくらいしか僕にはわからないだろう。タイトルを読んだ以上のことは何もつかめない。
しかしまあ、環境問題はウソかもしれないな、くらいの気持ちは持っておいた方がよいように思う。
大学生になってひとり暮らしを始めたときに、みんながきちんとゴミを分別して捨てているかを厳しくチェックしていた近所のおばさんがいて、環境問題をあまりに真剣に考えすぎるとあのようになってしまうのだと思う。
正義のためには人を傷つけてもいい、という感覚にどうしても行ってしまう。
どちらも著者の本も僕にとっていま緊急に読まないといけないものではないかな。