”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

「こーれーぐーす」:北海道沖縄クラブ会報誌4号

2007年06月16日 | 「Weekly 読書感想」
 先般、「美ら島沖縄大使」でもあるクラブ会長の那覇高校同期の歯科医でもある八木君からお贈り頂いた。全編、沖縄への礼賛と郷愁、溢れる熱い思が伝わって来る。真に“故郷は遠くにあり思うもの”雪と寒冷の北の北海道だからこそ太陽と海の南の沖縄への思いは殊更に熱いのだろう。クラブではこの会報誌以外に会報「てぃだ」を隔月に発行していると言うから、その活動熱気には恐れ入る。
 しかし、100P・40余名の執筆者の大半はヤマト名。結婚した女性は別として上原、国吉、玉城等の沖縄名は10名も見えない。その少ない県出身に八木会長以外に、札幌剣道連盟会長を務める同期で那覇高剣道クラブ部長だったの山城君の名前を懐かしく見た。

 最近、本土の沖縄関係集いには戦前、復帰直後に比べ県出身者の出席がどこでも少なくなったという。それだけ本土に同化、平等化し、ことさら県出身だけで集う必要性がなくなったということか。東京でも沖縄関係集いには県出身者以上に沖縄に思いを寄せる本土出身者が増えている。
 この度、東京沖縄県人会長に就任した川平氏も、“出身に拘らない県人会改革”を言っておられる。“故郷に思い薄い県出身より沖縄への思い熱い本土出身の集い”こそ熱気がほとばしることを「こーれーぐーす」は示している。
 ところで、本誌のどこにも題名「こーれーぐーす」の謂れを解説していないが、会員はすべてその意味を知っているのだろうかと気になった。

 八木君、御礼感想、これまで遅くなって申し訳ない。寄贈感謝です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「琉球・沖縄早大研支援メン... | トップ | 沖縄料理店「ゆんたく」とア... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

「Weekly 読書感想」」カテゴリの最新記事