センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

「音圧発電」とは?

2009-03-26 00:00:46 | 感覚
学生ベンチャー、まったく新しいエコ発電を実用化しようとしている。騒音や振動のエネルギーを電気に変換するこの発電は、防音、免振の効果もあり、将来性が有望だ。
日本初のグリーンベンチャー「あのエアバスも大注目」。
現在、首都高速中央環状線の名所の一つである五色桜大橋、荒川に架かる2階建て構造のこの橋は夜間LED(発光ダイオード)照明によって美しくライトアップされる。この電源の一部に将来の可能性が注目されているまったく新しい発電方法が用いられている。
橋の下には、振動で電気を生み出す特殊な装置が10台設置されているのだ。
このユニークな発電システムを発明したのは、早水浩平氏「電圧スピーカーを振動させることができるのであれば、逆に音圧や振動から発電できるはずだ」小学生の頃、毎日のように沢山の発明ノートに書き抜いていた早水氏が思い着いた発明の一つが「音圧発電」のアイデアだったという。
慶応大学の環境情報学部が属する湘南キャンパス(SFC)IT技術のベンチャーの育成を後押しする。ソフト、ハード両面のインフラが整っている環境にも恵まれた早水氏は今、後期博士課程に在籍する学生であると同時に、2006年9月に設立した株式会社「音圧発電」の代表取締役という肩書きも持つ。同社の資本金4100万円は早水氏が銀行から借り入れなど調達した。資金を全額出資したもの、社長1人、社員1人の小さなベンチャー企業だ。
09/3/2週刊東洋経済より抜粋引用。
今回、私はこの記事を拝見し、早水氏の発明力に驚きと感動すら覚えるのである。
若い世代にもこのように発明からベンチャー企業化し、成功している人達も多いのである。
何より、私は早水氏の少年時代、小学生の頃からスピーカーを観察し発電するという発想の素晴らしさ、それを発明ノートに書き込み、創造性を駆使してこの音圧発電が生まれたのである。ただ者ではないことを実感したのである。
早水氏の発明は、日本より海外で高い評価を得ており、あのエアバスも大注目をしている。海外の空港に騒音から発電する装置の依頼もあるのです。
近い将来、彼の音圧発電は、空港、駅、高速道路など世界の全電力の2割を音圧発電に担うのではないと考えている。
私は、株式会社「音圧発電」は数年後10年後には大企業に成長するのではないかと予想している。
騒音や振動という悪いイメージを発電「エコシステム」に変換するという彼の発想は、並大抵の能力ではない。五感の達人でもあると予想される。
彼は観察力に優れ、同様に洞察力も優れているからこのような発想、創造性が生まれるのである。
今後とも、このように若い研究者、発明者が現れ、日本経済のカンフル剤になればと願っている。
若人達の力が、日本経済を元気づけると私から提言させて頂きます。

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