女性が手を振る！

女性が手を振ることには多くの意味合いがあります。
小さく手を振る時や大きく手を振るなど様々な女性特有の心理が働きます。
例えば、愛する人とデートで混雑した駅などで待ち合わせすると、改札を出てから決めていた待ち合わせ場所の方向を見て彼を見つけます。見つけたら女性は手を振り、彼に知らせます。
私はここよ！と手を振り、逢えた喜びに笑顔になれます。
我々男性も彼女が手を振りながら笑顔で現れたら、嬉しいだけでなく、可愛いく、愛おしく思えます。
待った！なんて言われると可愛いく思え、10分以上待ったよ！と言われなくなり、僕もさっき来たばかりだからと嘘を言いながら思い遣ります。

また、別れ際にはまたねと小さく手を振られるとまた、逢いたい、何時逢えるのと別れが切なくなります。
ですから、別れ話しなど言葉で言われより、さようならと手を振られる方が辛かったりするのです。
こうして女性が手を振るという行為は、様々な状態や心理などの意味も含め複雑な感情が伴うものです。
女性の着物で『振袖』が独身女性しか着られないのは、この手を振るから来ています。
独身女性が意中の男性にアピールするために綺麗な着物を着て、手を振ることで袖の柄が目立ち、私はここよとアピールし、綺麗に魅せます。
ここから着物の振袖と名付けられたものです。

ですから、結婚した女性は手を振る必要がないから、振袖は着られないとなったものです。
ところが最近の若者、男性は混雑した駅や待ち合わせ場所では、女性が手を振る姿はあまり見られません。
男性もまだかと！スマホなどでの連絡を待っているので、手を振らなくてもよくなりました。
だから、逢えたとしても笑顔になることは少ないのです。
何か寂しいものを私は感じます。私たちのように、大勢の混雑している人混みの中から彼女が手を振られば、それを見つけた私も笑顔になり手を振り、挨拶します。
この瞬間が良かったになるのです。そして、彼女が待ったと遅れて来ても許せるのです。
スマホからの連絡ばかりを待っていると10分でも遅れたら、何故！メールくれなかったと不機嫌になるはずです。
お互いが気不味い思いのまま、デートしても楽しくありません。
だから、女性の人が愛する人と逢う時、別れ際に次のデートの約束をして、またね！と微笑みなが手を振られたら、男性は愛おしく、大切な人だから護って上げたいと思うようになります。こうして女性が手を振るのは『私はここよ、ここにいるよ』とアピールし、愛の表現方法だと言うことを男性の皆さんは、勘違いせず、きちんと見分けて欲しいと思います。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、