センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

嫌われ恐怖症を克服する方法!

2016-03-24 00:00:30 | 感覚心理
By psychology-time Leave a Comment

何をするにもまず、周りの人の顔色を見てしまう・・・
パートナーに嫌われるのが怖くて、つい自分の本当の気持ちや考えを口にする事ができない・・・
そんなつらい気持ちがわかる貴女。
もしかして、貴女も『嫌われ恐怖症』でしょうか?
周りの人に嫌われたくない、と考えるのはごく普通に起きる考えですが、度が過ぎると貴女自身が身動き取れないほどつらい鎖となります。
今回は、この『嫌われ恐怖症』を克服する方法をご紹介します。
大丈夫。貴女が望むなら、ちゃんと克服していけますよ。
『嫌われ恐怖症は、(中略)一種のトラウマが原因となっていることが非常に多いです。これらのトラウマ体験は、脳の『扁桃体』という、人の感情を司っている部分が記憶しているんです』。
引用元:『五感プロデュース研究所』所長、恋愛脳科学者の荒木行彦先生

過去の恋人にひどいことを言われた、お付き合いの際にとても辛う思いをした、あるいは子どもの頃こんなことをして友達に嫌われた、といった思い出は、理屈でなく貴女を縛ります。似たようなシチュエーションになれば、身体は強張り、脳は危険信号を発します。
マイナス思考から出てくる負の感情は、脳の『大脳新皮質』の脳神経細胞を構成するコラムという細胞に記憶されるが、このコラムの記憶量は膨大。重ねて、人の脳はマイナスなことを強く記憶する傾向があるため、頭の中に長期記憶として残ってしまう…というのが荒木先生の説明。

『失敗は怖いことではなく、よりあなたを魅力的に、精神的にも強くさせ、『嫌われることへの免疫力』が付くということなのです。嫌われることを怖がっていては、自ら人を愛することも難しくなります。特に若い人には、怖がらずに多くの人とコミュニケーションをとり、前向きな思考を身につけて欲しいですね』。
引用元:『五感プロデュース研究所』所長、恋愛脳科学者の荒木行彦先生。

自分は普通である!
考え方として常に心において欲しいのは、『自分は普通である』ということです。
一旦、他人を恐れる!嫌われ!恐怖症のようになると、理由もなく自分が劣っている、嫌われていると感じてしまいますが、実は、貴女がそう思ってしまうことであなた自身だけでなく周りの人も巻き込んでしまう負のエネルギーが生まれてしまいます。ですから、『自分は普通である、周りの人と平等である』と考えるのです。
例え周りの人と違う考えや感じ方を持ったとしても、それは決して異常なことではありません。人によって考え方が違うのは当然のこと。意見の食い違いがあったとしても恥じることはありません。貴女が感じたこと、考えたことが、貴女にとって事実なのです。

相手の気持ちを深読みし過ぎない!
『今こう言われたけど、あの人本当はこうに感じているのではないか?』と深読みするのは止めましょう。『あの人が本当に感じていること』は、貴女にとって関わらなくて良い問題なのだと考えましょう。だって、貴女は『こう言われた』のですから。
相手が言った言葉の裏は敢えて読まずに、言葉通りの意味で受け止めましょう。

マイナスの考えはすぐストップ!
神経過敏気味の嫌われ恐怖症の人は、ちょっとした言葉だけですぐにそこから考えられる最悪の結果を想像してしまうことがあります。
例えば、ある人とおしゃべりしていて、会話の反応が悪かった、きっと嫌われた、友達ではなくなってしまう、悪い噂を流されて他の友達も失ってしまう、私の居場所がなくなってしまう…というように連想して考えてしまうのです。
こんな時は思考自体をストップさせましょう。大丈夫。マイナス思考の罠にはまっただけなので、さっさとそこから抜け出すだけです。不安に思う必要はありませんよ。

『少しくらい嫌われたって大丈夫』と脳を解放!
『そのためのコツとして、私は『いい加減』を推進しています。いい加減とは、無責任や出鱈目ということではなく、丁度よい加減という意味。恋愛でも人生でもストレスはつきものですので、恐怖心ともうまく付き合いながら、『少しくらい嫌われたって大丈夫』と自分の脳を解放してあげてください』。
引用元:前出荒木先生
日本人は世界でも極めて稀な遺伝子を持っております。
その遺伝子とは『不安遺伝子』を日本人は、不安に弱い、やや弱いの遺伝子を97%もの人たちが持っているから日本人は総じてプレッシャー、不安、恐怖などを強いstressと感じております。だから、精神的に弱いのは私だけじゃなく!こんなにも多くの人たちがいるのだと意識し、良い意味での開き直りが大切なのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦
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