センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

ありがとうの語源!

2018-12-12 00:00:30 | 思い遣り
ありがとうの語源は、感謝の気持ちを表す言葉、感動詞的に用いる。
ありがとうの語源、由来は、形容詞、有り難くの連用形普使化し、ありがとうとなった。
「有り難し」は「有ることすら(難い)」という意味で、本来は「滅多にない」や「珍しくて貴重だ」という意味を表した。
「枕草子」の「ありがたきもの」とは「この世にあるのが難しい」という意味、つまり「過ごしにくい」といった意味にも用いられている。
中世になり、仏の慈悲など貴重で得難いものを自分は得ているというところから、宗教的な感謝の気持ちを言うようになり、近世以降「感謝の意味」として一般にも広がったものです。
現在では、この感謝の気持ち、お礼として「ありがとうやありがとうございます」。を多用するようになりました。
ところが、一方では子供たちや若者たち、一部の人たちですが「人に親切」にしてもらってもありがとうやありがとうございますとお礼、感謝の気持ちが無いのか?言わない人たちが多いものです。
私は母親から、人に親切にされたら必ず「お礼を言いなさい、ありがとうございます」と言いなさいと躾けられました。
また、お礼を沢山言われるような人に成りなさいと、人からありがとうと言われると嬉しいでしょうとも言われ、子供の頃から当たり前のように人から親切を受けたり、助けて貰ったらありがとうございますと今でも言っています。

人とのコミュニケーションの中でも「ありがとう」から始まることは多いものです。見知らぬ人が苦しんでいたり、困っていれば、私は直ぐに手当ても、手伝って上げることもしています。
どうされました!と声をかけたり、大丈夫ですかと声をかけると、皆さん、安心されます。また、私はその場で痛みの緩和や困っている状態が直ぐに分かるので、サポートしたり、手伝ってあげたりします。
そうすれば、見知らぬ人でも「助かりましたとか、よくなりました」。ありがとうございますとお礼を言われます。
中には先生のお名前を教えて欲しいとか、お礼がしたいからと言われることもありますが、そんなつもりで助けたり、手伝った訳ではなく、母との約束だからと告げると皆さん驚かれます。
私は既に大勢の人に声をかけ、手助けしたり、時には救出したこともあります。当たり前のようにしているので「特別なことをした訳では」ありませんと告げると皆さん納得されます。
何度もお礼とありがとうございますと頭を下げられるとこちらが恐縮してしまいます。でも、嬉しいものです。人が心からありがとうと言える人は「心が豊かな」人だと思います。

見知らぬ人でも助け合う精神は、日本が戦後の貧乏な時代は当たり前でした。お互いが助け合わないと生きていけなかった時代でもありました。
現在は、便利なモノに溢れ、自ら考えたり、創造したりする能力は特に欠如しています。貧乏だった時代は「精神的に豊か」に成れたものですが、現在のようにお金、モノが沢山あれば、それで幸せだと思う人は実に多いことが分かります。また、事件や事故など多発しています。これらを警戒することは悪いことではありませんが、自分が困っていて、手伝ってくれたり、助けてくれたらお礼を言って欲しい、ありがとうございますと言えばお互いが気持ちよくなるのに、変な人だとか、下心があるのではと疑われて、ありがとうのお礼も言われないと、二度と助けてあげないと意固地になります。
こうして、若い人たちは「コミュニケーション能力も欠如」しています。また、人を見抜く力「洞察力」も低下しているので「人を警戒するようになります」。警戒する人とそうでない人を見極める力も必要です。
あまりに人を警戒し過ぎるから、親切にされても、助けられてもお礼を言わないとか、ありがとうが言えなくなるのです。
私はこのありがとうの意味も、気持ちも誰よりも多く体験しているから理解もしています。言葉の重みも分かります。
最愛の人から何度「行彦さんありがとう」と言われ、感謝されたことか、ありがとうが嬉しくて、幸せを感じるのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦

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