センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

能力と脳力の違い‼︎

2017-01-20 00:00:30 | 人の脳
能力の意味は、物事を成し遂げることのできる力。「能力を備える」「能力を発揮する」「予知能力」、法律上、一定の事柄について要求される人の資格。権利能力・行為能力・責任能力など。
脳力の意味は、頭脳の力。記憶力や判断力など、脳のはたらく力。
「何事によらず彼は徹底的に考える―のない男である」などです。

特に私が提唱しているのが、人の脳力に注目し、この脳力開発や鍛錬などの研究もしております。
人の脳研究は、多くのことが知られるようになり、脳の働きなどが科学的に解明されていますが、実は分からない、未だに謎の部分が多いのが人の脳なんです。
神秘的で謎めいている人の脳は、普段では、80%近く使われています。脳科学者によっては、人の脳は20%ぐらいしか使われていない、活用されていないと言う研究者もおられますが、例えば、言葉を話したり、手足を動かしたり、五感からの刺激を脳で判断、処理したりと脳は忙しく働いています。現に脳血流測定などをすると言葉を発するだけで、左脳の部分の血流やバルス(微電流〕が活発化します。
証拠に、脳の血管や細胞にダメージを受けると言語障害や運動障害から、不随になったりすることを考えると人の脳は普段から活発的に働いています。

但し、人の脳には「潜在的脳力」があります。この潜在的脳力こそが、研究解明が難しい、まだ、一部しか分からない、人の脳の神秘的なところです。
ですから、人は幾ら必死に頑張っても80%ぐらいしか使われていません。これは、人の脳が常に100%使うと、身体的ダメージが大きく、骨や筋肉が壊れてしまうから、普段では脳が無意識的にセーブしているのです。
ところが、危機的な状態や命に関わるような出来事に遭遇したりすると、人の脳は危険を察知し、潜在的脳力が引き出されて「火事場の馬鹿力」のように、想像を絶する力を発揮します。
他にも、潜在的脳力を引き出せれば、僅か数%を引き出すことで、不可能と思われることを可能に出来るものです。
これら、潜在的脳力を発揮するためには、鍛錬も必要になります。ただ、面白半分に潜在的脳力を引き出しても何の役にも立ちません。

目的意識、例えば、スポーツ競技などで、勝ちたい、優勝したいと強い思いなど目標があれば、鍛錬によって、潜在的脳力を引き出すことは出来ますが、但し、私たちのような専門家の指導の元でないと中々、普通では引き出すことが難しいです。
ただ、大声を出したからと潜在的脳力は数%ぐらいしか発揮出来ません。
ここで大切になるのが「身体能力」や才能などの能力も必要となるのです。
日々、筋トレなどしているアスリートであれば、潜在的脳力を引き出して自己の身体能力の100%を発揮出来ますが、これらも個人差があり、力や能力の差も大きものです。
幾ら身体能力が高いからと、過信したり、私たちの指導を半信半疑で受けても、能力は向上しません。
つまり、メンタルな部分も大切なのです。

スポーツ競技だけではなく、一般人、サラリーマンや主婦でも能力を最大限に発揮するために、脳力を鍛錬し、潜在的脳力の存在を理解され、引き出す努力をすれば、自己では想像も出来ない力だけでなく、不思議な脳力に目覚めるかも知れません。
人には、人それぞれの能力、脳力があります。自分でさえ!自身の潜在的脳力、才能があるのに眠っているだけなのです。
趣味嗜好のように、好きなものには、興味がありますが、本来興味がないはずのことに才能や能力があることに気付く人も多いのです。
他人から「あなた絵の才能があるよ」と言われ、下手だと思った絵が他人から上手、才能があるよと指摘されて、その人の能力が開花することがあります。まさしく、その人の潜在的脳力なのです。
あなたには、あなたしかない潜在的脳力が眠っているはずです。
私のように潜在的脳力の鍛錬に日々、努力し、理解していれば、人を超越した「超感覚(スーパーセンス〕」を手に入れることも可能になります。
それだけ、人の脳は神秘的で謎めいている臓器なのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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